2022年11月1日にとんでもないニュースが飛び込んできた。
それは、自動車税の見直しで走行距離課税の導入を検討している。
政府の税制調査会(首相の諮問機関)は10月26日の総会で、電気自動車(EV)の本格普及を見据えた自動車税制の見直しに着手。燃費性能が向上されガソリン税が減収。そこで道路の維持費を賄う代替財源の確保に向けて、走行距離に応じて課税などを検討しているようです。
これは、地方のクルマが必須な地域や田舎の走行距離が年間1万㌔~2万㌔走る私にとってはかなりの痛手になりそうな内容ですね。
日本ではまだ行われていないが、海外で行われている地域はどのような内容なのかご紹介しながらシュミレーションしていきましょう。
走行距離課税とは?
海外では、金額は車種ごとに細かく区分されているようで、最低でも1000kmで日本円で約5000円。1キロ5円の走行税となっているようです。
走行距離課税は、アメリカのオレゴン州ですでに導入されており、オーストリアやドイツでは、重量貨物車向けに走行課税制度を設けているようです。
1000km=5000円
1km=5円
車にかかる税金とは?
まず車を購入する際に発生する税金が4種類。自動車税 / 軽自動車税、自動車重量税、環境性能割、消費税。また、ランニングコストとしてガソリン税も支払っている状況となり、今回の『走行距離課税』が加わると更に毎月の出費がつらくなります。燃費が良い車に乗ったのに、走行距離でお金が取られるのはどうも納得いかないですよね。
自動車税 / 軽自動車税に関しては次の記事をご覧ください。
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自動車重量税に関しては、新車購入時や車検の際に車の重さに応じて課税されています。環境性能割に関しても、購入時に性能に応じて課税されております。
まとめ
走れば走るほど税金がかかるとなる。たくさん走るから燃費が良い車を購入したのに、別な税金でもっていかれる。これは納得する国民がいるのでしょうか。
走行税が導入されると、普段の通勤、買い物ではバスや電車などの公共交通機関を利用し、週末だけに車を使用する都市部ではあまり気にされないかもしれませんね。
しかし、車の移動が主な地方としはやはり厳しいのではないでしょうか。
タクシーや運送業であれば、何かしらの特別な措置がされるかと思いますが、走れば走るほど収益につながる業種にとっては収益が減ってしまうのではないでしょうか。運賃の値上げとなり、商品の値上げにもつながりそうですね。
また、走行距離の計測方法がGPSとなるとプライバシーの侵害にもなるのではないでしょうか。
インフラを整備するための税収は重要かとは思いますが、走行税に関してはかなり不公平になるのでもっと考慮していただきたいですね。
知っておいた方が良い車の雑学
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ぜひ参考にしてください!
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