2023年11月29日待ちに待ったランクル70系が再再販されました。
SUVの人気が高まる中、その人気ぶりは絶大です！
しかし、大型SUVの維持をするための費用高さについての不安もあるかと思います。
ランクル70系に限らず大型SUVは確かに税金や燃費の面で少しコストがかかる車種です。
車の査定士を行っていた際は、維持費がかかりすぎて維持ができないから売却を検討しているという方も少なくありませんでした。
当記事では、ランクル70は維持できないのか、維持費と年収目安について解説し、維持するための解決策を徹底解説しています。
【この記事でわかること】
ランドクルーザー70の維持費の詳細
維持するための年収の目安
維持費を節約するためのアドバイス
- 中古車業界出身
- 元車の査定士(1000万クラスの買取実績)
- 大手タイヤメーカー出身
- タイヤと用品に精通
- 車のDIY好き
車関係の仕事には約6～7年ほど在籍しており買取から販売の多数の経験を活かし、車関係の情報を発信し現在300記事ほど執筆しています。
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MOTAの特徴
この記事の目次
ランクル70は維持できない？維持費の内容と解決策
ランクル70は、歴代ランドクルーザーの中でも人気で、2度目の復活を果たしているモデルです。
その魅力に魅了され購入を検討されている方も多いですが、そんな中で「ランクル70は維持できないかも・・・」という声もあります。
ランドクルーザー70の維持費は、税金、ガソリン代、保険、車のローンなど、さまざまな要素が含まれます。
具体的には、自動車税、任意保険、メンテナンス、タイヤ代、ガソリン代、車検代、車のローンなどが主な出費となります。
また、駐車場の料金やJAFの会員料、カスタムに関する費用も考慮する必要があります。
- 自動車税
- 任意保険
- メンテナンス
- タイヤ代
- ガソリン代
- 車検代
- 車のローン
今回は一般的に発生するもののみをリスト化しました。
それでは1つ1つ見ていきましょう。
ランクル70を買わない・買えない理由とは？
ランクル70は耐久性やオフロードでの強さから愛されている一方で、維持にかかる経済的負担が大きな障壁となっています。
維持費には車検、保険、そして日々の燃料費などが含まれ、これらは年に数十万円を要することが少なくありません。
これは、普通の家庭用車と比べても明らかに重い経済的負担です。
具体的な生活面での影響を考えると、年収と維持費のバランスが崩れた場合、生活が圧迫されるリスクがあります。
例えば、年収が200万円の方が年間維持費に100万円を使うと、生活費に回せる金額が大幅に減少し、生活の質が低下する可能性があります。
また、ランクル70のディーゼルエンジン関連の部品の故障は、修理費用が高額になることが多く、特に噴射ポンプの交換などは、リビルト品を使用してもかなりの出費を要することがあります。
ランクル70を所有する際に避けられないトラブルとしては、ラジエーターからの水漏れも挙げられます。
これらの故障や修理のコストが積み重なることで、ランクル70の購入をためらう人が少なくないのです。
ランクル70を維持するための年収目安はいくら？
ランクル70を維持するための年間費用を詳しく見てみると、約37万円という数字が出てきます。
この費用は車検、保険、燃料、定期的なメンテナンスなどを全て合わせたものです。
この額を負担するためには、一般的には年収300万円以上が望ましいとされています。
年収がこの額を下回る場合、ランクル70の維持が経済的に厳しいと感じる人は多いかもしれません。それほどランクル70の維持費は、所有者にとって考慮すべき重要な要素となるのです。
再再販されたランクル70の現在はどうなっている？
2023年11月29日に、ランクル70が発売開始され当初は400万円から440万円くらいの予想をしていたメディアが多く、当ブログでも440万円が最高値になると予想していました。
しかし、発表されてみると、新車乗り出しで500万円オーバーとなり、さらに維持費を考えると所有するだけで、かなりの費用を捻出する必要があります。
少しでも早く購入するためには、今お乗りの愛車を少しでも高額で売却し、車のローンを安く抑えたり、維持費に回すことをオススメします。
車を売却する際、悩みや不安は多いものです。どのようにすれば最高価格で売却できるか、またそのやりとりがどれほど面倒なのかなど、これらは多くの人が抱える共通の問題です。このような状況では、車一括査定サイトの利用が非常に効果的です[…]
ランクル70 2014年再販モデルを購入し後悔したユーザーの共通点
ランクル70の購入後に感じる一般的な後悔の一つは、維持にかかる費用の見積もりを低く見積もってしまうことです。
耐久性とパフォーマンスの高さに魅せられて購入するものの、多くのオーナーがその後、予想を超える維持費に直面します。
年間の車検、保険、燃料費、そして定期的なメンテナンスなどの費用が積み重なり、負担となるケースが多いのです。
さらに、ランクル70のような高性能車は、その能力を日常生活で完全に活かしきれないことがあります。
特に、都市生活や平坦な道路が主な運転環境であれば、そのオフロード性能をフルに発揮する機会は限られてしまうでしょう。
このような状況では、高額な維持費がもったいないと感じる人も少なくありません。
ランクル70の失敗と後悔からの教え
多くのランクル70購入者が後悔する主な理由は、維持費の見積もりを適切に行っていなかったことにあります。
実際のところ、具体的な維持費用の計算を怠り、あいまいなイメージに基づいて購入を決定する人が多く、後になってから予想外の出費に直面することになります。
これはランクル70に限らず、任意の車両購入時に共通する注意点とも言えます。
正確なコスト計算を怠ることなく、将来的な経済的負担も考慮した上で慎重な購入判断が求められるのです。
このような事は、ランクル70に限らず全ての車に対して必要なことですので、計画的に購入をしていきましょう！
ランクル70のメンテナンスの重要性と故障率の高い部品の把握
ランクル70の耐久性は、その保守とメンテナンスの程度に大きく左右されます。
しかし、これらのメンテナンス活動にはコストが伴います。
ランクル70の長期的なコストを抑えるためには、計画的かつ効率的なメンテナンススケジュールが必要となります。
では、どのようなメンテナンスが必要で、どのような部品の故障率が高いのか初期型や2014年モデルを参考に解説しますので把握しておきましょう。
オイル交換
適時にオイルを交換し、部品のチェックや交換を行うことで、長く快適にランクル70を使用することが可能です。
噴射ポンプ
ランクル70のディーゼル噴射ポンプのトラブルはよく知られています。
この噴射ポンプはエンジンに燃料を送り込む重要な部品で、経年変化により劣化することがあります。
このポンプが故障すると、エンジン性能の低下や燃料漏れ、エンジン始動の不具合など、複数の問題が発生する可能性があります。
定期的な点検とメンテナンスによりこれらのリスクを最小限に抑えることは可能ですが、高温環境下での運用による自然の劣化は避けられないため、注意が必要です。
ラジエーター
ランクル70のラジエーター故障は、その長期的な耐久性に大きく影響を及ぼします。
通常、ラジエーターの寿命は約12年とされていますが、多くのランクル70は30年以上経過しているため、少なくとも3回の交換が必要になるかもしれません。
時間が経過するにつれ、腐食や損傷のリスクが高まり、これが放置されるとエンジンの重大な損傷に繋がる可能性があります。
エンジンの異常な振動や水温計の上昇などの兆候が見られた場合、ラジエーターの問題が原因である可能性があります。
コンプレッサー
エアコンシステムの問題もランクル70の使用感に影響を与え、長期的な健全性を損なう可能性があります。
エアコンガスの漏れやコンプレッサーの汚れは、エアコンの性能低下に直結します。
これらの問題は定期的な清掃と点検で予防可能ですが、ガスの劣化やシステム部品の経年劣化による故障は避けられない場合もあります。
オルタネーター
オルタネーターの故障もランクル70の性能に大きな影響を与えます。
オルタネーターはエンジンの動力を電力に変換し、バッテリーを充電するための重要な部品です。
ベルトの摩耗やコイルの劣化は、10万km走行ごとに点検や交換が必要になることが多いです。オルタネーターから異音が聞こえた場合は、すぐに点検を行うことが重要です。
これらの典型的な故障点を理解し、計画的なメンテナンスを実施することで、ランクル70の寿命を大きく延ばすことが可能です。
しかし、これらの維持管理にはコストがかかるため、ランクル70を長く快適に維持するためには、適切なメンテナンス計画とそれに伴う財務計画が不可欠です。
愛車を長く維持するためには、定期的なメンテナンスと愛情あるケアが最も重要なのです。
ランクル70が維持できない？買う前に確認するべき内容
ランクル70を購入する前に知っておくべきことは何でしょうか。ここでは、ランクル70の購入を成功させるためのポイントを詳しく解説します。
ランクル70 購入の前に考慮すべき点
ランクル70を手に入れる前に、年間の維持費用を正確に算出することが極めて重要です。一般的に、ランクル70を維持するのに年間約37万円が必要とされており、この金額を確実に捻出できる収入があるかどうかは、購入の決断に大きく影響します。
ランクル70の車検費用の現状
ランクル70の車検にかかる費用は、重量や排気量の大きさから、通常の車と比較して高額です。大体10万円から15万円が目安ですが、これに加え、年間の自動車税や保険料、車両保険などを含めた総額は約248,800円になります。さらに、1ナンバーの普通貨物車として登録されているため、新車時の車検間隔が短く、繰り返しの車検が必要となります。
ランクル70の維持費の内訳
ランクル70を維持するためには、車検費用や保険料だけでなく、ガソリン代や定期的なメンテナンス費用、そしてオフロード走行によるタイヤの早期消耗など、多岐にわたる出費が見込まれます。これらのコストを合わせると、年間約37万円の維持費が必要となります。
ランクル70を後悔せずに所有するためのポイント
- 維持費の正確な計算: 維持費を正確に計算し、自身の経済状況を照らし合わせて検討しましょう。
- ランクル70の性能利用の検討: 自身のライフスタイルや趣味、使用環境を考慮し、ランクル70の性能を最大限活かせるかどうかを考えましょう。
- メンテナンス計画の策定: 定期的なオイル交換や部品の点検・交換は、長期的な維持には不可欠です。適切なメンテナンス計画を立てましょう。
維持が困難になる人の特徴
ランクル70の維持が困難と感じる人々には、「維持費の計算を軽視していた」という共通点があります。年間約37万円という維持費を安定して支払うための収入が確保できていない場合、ランクル70の維持は難しくなります。このため、購入前には維持費用に関する正確な計画と収入見込みの把握が不可欠です。
ランクル70の維持費にかかる費用を解説
ランクル70の維持費にかかるランニングコストや税金などの費用を解説していきます。
自動車税や任意保険、タイヤ代など細かい部分まで解説しています。
自動車税はいくら？
2014年の再販当時は1ナンバー(普通貨物車)扱いでしたが、2023年再再販モデルは3ナンバーとなります。
2014年モデルの自動車税は16,000円/年でしたが、3ナンバーとなり2.8Lディーゼルエンジンのため51,000円/年となります。
一度の支払いでこの金額が必要となるので、しっかりと予算を組むことが大切です。
任意保険はいくら？
一概にはいくらと言えないのが任意保険。
任意保険は、各保険会社さまざまなプランが存在し、車両保険の加入の有無でも倍の金額が変わりますので検討する必要があります。
年齢や免許の色、オプションによってかなり変動しますのであくまでも一例となりますが、シュミレーションしてみました。
私の場合で、ランクル70(2014年モデル)の任意保険に入る場合いかのようになります。
| 等級 | 20等級 |
| 年齢条件 | 35歳以上 |
| 運転者の範囲 | 本人限定 |
| 免許の色 | ゴールド |
| 相手への対人賠償保険 | 無制限 |
| 相手への対物賠償保険 | 無制限 |
| 車両保険 | 300万 |
ざっと記入しましたが、これで月々3000円～4000円となりました。
上記の内容は2014年のモデルで無料の自動車保険一括見積もりサービス
で算出したものとなります。
思ったより安い金額でしたのが、2023年モデルの車両保険の金額は上がるためもう少し月々の保険料は高くなるでしょう。
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メンテナンスの頻度と費用は？
主なメンテナンスというとオイル交換になるかと思います。
ガソリンスタンドでやるよりは、ディーラーでオイル交換をした方が安く済む場合もあります。
私の経験上ですと、ガソリンスタンドだと5000円以上かかる車両でも、ディーラーだと2000円や3000円で済んでました。
店舗にもよりますが洗車無料のサービスや点検パックなどもありますので、最寄りの販売店か購入する店舗に確認してみましょう!!
オイル交換などのメンテナンスは、走行距離によって頻度が変わりますがオイル交換は３～４ヵ月に1回や5000kmに1回行うと、エンジン内部は綺麗な状態が保たれるかと思います！
また、オイル交換の2階に1度はエレメント交換も必要となります。
タイヤ代ってどのくらいかかる？
2014年再販モデルのタイヤサイズは、「265/70R16」とかなり大型。
メーカー問わずとはなりますが、265/70R16の夏タイヤは1本1万円前後、冬タイヤは2万円以上を見込んでおいた方が良いでしょう。
特に雪国にお住まいの方は、スタッドレスタイヤはしっかりとしたものを装着しましょう。
ブリヂストンがオススメです！
氷上および雪道の道路状況で安全に走行できるスタッドレス。各タイヤメーカーが技術の粋を結集しているスタッドレスには、路面が接する部分の形状や、ゴム素材など各社さまざまです。サイズや予算によっても、多くの種類が存在するので選ぼう[…]
ガソリン代は？
ランクル70のエンジンは、ランクルプラドのエンジン『1GDディーゼルエンジン』と同じものとなりますので、ランクルプラドの燃費でシュミレーションを実施すると以下の通りです。
実燃費が約10km/l前後
月々の走行距離が1500km
軽油がリッター現在155円
となった場合、毎月150Ｌの軽油が必要になり、月々23,250円ほどガソリン代が必要になります！
燃費に関しては、走行する地域や運転の仕方で変動します。
車検代
車検代はおおよそ10万円を用意すれば問題ないでしょう。
新車登録後は3年後が初回車検となります。
車のローンは？
車のローンは支払い回数や金利によって変動します。
再再販モデルのランクル７０は４４０万円以上を予想しており、乗り出し価格は４７０万円以上になるかと思います。
頭金なし、金利5％で支払い回数が60回（5年）で設定すると約9万円が月々の支払となります。
月8万円はかなりきつい金額となりますが、今お乗りの車を高く売却し頭金として入れればかなり負担が軽減されるでしょう。
ディーラーローンは大体5%前後となっておりますが、銀行のマイカローンであればかなり安く借り入れが可能です。
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月々のローンの金額を減らすためには？
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まとめ ランクル70が維持できない原因とは？維持費と年収目安を徹底解説！
ランクル70は維持できない？についての解決策、年収についてお届けしてきました。
ランクル70の維持費について毎月10万目安として結論はだしましたが、毎月のローンの支払額や保険の等級、通勤距離などによって変動はするでしょう。
多く見積もるとこのくらいあれば問題はないかと思います。
ランクル70に限らず、大型サイズの車や燃費の悪いガソリンモデルなどは維持費がとてもかかってしまいます。
昨今の新型モデルは価格も高く、自動車ローンを組むだけで精いっぱいな方も少なくないはず。
ランクル70は維持できない？という答えとしては、購入する前に年収や車回せるお金を把握しして計画性をもった車選びをしていきましょう！
そして、少しでもローンを抑えられるように、今お乗りの車を最大限高く買い取ってもらいましょうというのが答えです。
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私が中古車販売店で車を販売していた頃は、燃費の悪い車をどうやって維持すればよいかというアドバイスは沢山してきました。
車検代やタイヤ代、毎年の自動車税などは毎月1万円くらい貯蓄しておくと無理なく維持が可能です。
やっぱり維持費がきついなぁ・・・と感じた場合、ジムニー5ドアを待ったり、カローラクロスのマイナーチェンジ版がコストパフォーマンスに優れており300万以内で購入できるモデルもあります！
無理なく維持ができる方法は今後も追記していきます！
2023年11月29日待ちに待ったランクル7系が再再販されました。
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ランクル70系に限らず大型SUVは確かに税金や燃費の面で少しコストがかかる車種です。
しかし、購入する前に、ご自身の年収や車に使える金額を把握し、メリットとデメリットをしっかりと理解して、自分の生活に合った選択をしていただきたいと思います。
この記事では、ランクル70の維持費や、維持するための年収の目安、税金がさらに維持費を節約する方法について詳しくお伝えします。
2023年6月7日にインド市場で発売されたジムニー5ドア。日本でも発売に向けて準備されているという情報ですが、日本発売日はいつ頃発売になるのか、先行予約時期や価格予想なども気になりますよね。スズキ自動車が2018年7月に新型[…]
トヨタのカローラと言えば誰でも知っていて、初代カローラが登場してから50年以上全世界で愛されています。カローラと言えば昔はセダンというイメージですが、時代の流れに併せて「ステーションワゴン」「SUV」といったボディタイプも展開されて[…]
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>>ランクル70は維持できない!!年収目安や解決策とは？好きな車を乗っていこう!!
>>ランクル70再再販の先行予約はいつから？すぐに注文ができる準備を!!
>>ランクル70復刻!!再再販!!価格や納期は!?2023年9月に登場!!
>>再再販されるランクル70は「3ナンバー」！先進的デザインとの可能性とは！
>>ランクル70再再販モデルと2014年当時の再販モデル何が違うの？
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