2023年6月21日にフルモデルチェンジが実施され発表および発売が開始されたトヨタ新型アルファード。
ミニバンのなかでも、ボディサイズから室内空間もゆったりしているサイズ。
新型アルファード(40系)には設定がありませんが、従来モデルだとグレードによっては、2列目シートがキャプテンシートタイプの7人乗りや、ベンチシートタイプの8人乗りのモデルもあり、家族構成や仕様用途によって変更が可能。
室内空間の広さに魅力を感じる一方、ボディサイズは大きすぎて運転に不安を感じてしまう方も多いはず。
とくにお子様の送迎に使用される奥様にとっては、ボディサイズは重要となります。カタログだけでは中々サイズ感が把握できません。
ちなみに、私の妻は絶対に運転はしたがりません。
乗っている分には、快適ですがサイズが大きいので取り回しはとても難しいですよね。
当記事では、新型アルファードや旧型モデルの30系~20系、ライバル車種などの室内空間やボディサイズの大きさを比較します。
2023.8/8更新
【この記事でわかること】
アルファードのボディサイズと室内空間の広さ
新型から旧型アルファードのサイズ
ライバル車種のボディサイズと室内空間の広さと比較
アルファードのサイズ
さっそくアルファードのボディサイズを解説していきます。
40系アルファード
2023年6月21日に発売が開始された最新モデル。
項目 | 寸法(mm) |
全長 | 4,995 |
全幅 | 1,850 |
全高 | 1,935 |
ホイールベース | 3,000 |
最低地上高 | 150 |
室内長 | 3,005 |
室内幅 | 1,660 |
室内高 | 1,360 |
補足として19インチタイヤを装着した場合、最低地上高が160mmとなり全高が1,945mmとなります。
全長5mはきりますが、30系と比べるとやはり大型化されていますので、より一層運転には注意が必要になってきますが、ブラインドスポットモニターやセンサー類が標準装備となった40系は比較的安全に運転ができる印象です。
また、デジタルインナーミラーをMOPで装着することによりクルマ後方の確認はしやすくなりますし、リセールも良いため装着は必須。
現在の最新情報等は以下の記事を参考にしてください。
2023年6月21日トヨタ自動車は、トヨタが誇る最高級ミニバンアルファードを発表および発売が開始されました。当初は6月7日の発表、発売を予定していましたが、生産体制の見直し等により発売が延期。&n[…]
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト2023年6月21日トヨタ自動車は、トヨタが誇る最高級ミニバン『ヴェルファイア』を発表および発売が開始されました。当初は6月7日の発表、発売を予定していましたが、生産体制の見直し等により発売[…]
30系アルファード
30系アルファードは2015年にフルモデルチェンジを経て、3代目となり絶大な人気を誇るモデルとなりました。
現在でもその人気は継続されており、中古車市場においても高値で取引されています。
この30系アルファードは、新たな高級車の規範を打ち出すことを目指して設計されました。その結果、高級セダンに匹敵する豪華な乗り心地と優れた操縦安定性を兼ね備えたモデルが誕生しました。これらの特徴は、アルファードが高級ミニバンとしての地位を確立する上で重要な要素となりました。
項目 | 寸法(mm) |
全長 | 4,945~4,950 |
全幅 | 1,850 |
全高 | 1,935~1,950 |
ホイールベース | 3,000 |
最低地上高 | 165 |
室内長 | 3,210 |
室内幅 | 1,590 |
室内高 | 1,360~1,400 |
20系アルファード
2008年にフルモデルチェンジが行われ、2代目となる20系アルファードが登場しました。
このモデルチェンジのタイミングで、以前のアルファードVは新たに「ヴェルファイア」という名前の姉妹車として設定され、ネッツ店を通じて販売が開始されました。
アルファードとヴェルファイアは、それぞれ異なる個性を持つデザインが特徴です。アルファードは「上品さ」と「洗練されたスタイル」をキーワードに、一方ヴェルファイアは「力強さ」と「先進性」をキーワードにデザインされています。これらの異なる特性が、それぞれのクルマの魅力を一層引き立てています。
項目 | 寸法(mm) |
全長 | 4870~4885 |
全幅 | 1830-1840 |
全高 | 1905 |
ホイールベース | 2950 |
最低地上高 | 160 |
室内長 | 3160 |
室内幅 | 1585 |
室内高 | 1360~1400 |
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新型アルファードの乗員定員は?
新型アルファードの乗車定員は7名です。
エグゼクティブラウンジ(Executive Lounge)(ハイブリッド・2WD)とZ(ハイブリッド・2WD/4WD)の両グレードで共通の仕様となっています。
30系では、4人乗りのエグゼクティブラウンジ(Executive Lounge)や8人乗りの設定もありましたが、新型アルファード40系モデルは現在設定がありません。
40系はベースグレードも販売されるという噂もありますので、8人乗りの設定は新たに採用される可能性もあります。
最大の懸念点であるボディサイズを補う機能や装備
アルファードはその大きな車両を最大限に活用するために、以下のような補助機能を備えています。
ブラインドスポットモニター
ブラインドスポットモニターは、隣の車線を走行する車が視野の死角に入った場合や、ウィンカーを出した場合に、LEDインジケーターを点灯または点滅させてドライバーに警告する機能です。
デジタルインナーミラー
デジタルインナーミラーは、車の後部に設置されたカメラからの映像をインナーミラーに表示する機能です。これにより、後席の乗客や荷室の荷物などの視界を遮るものがなく、後方を広範囲にわたって確認することが可能となります。そのため、アルファードのような大型車でも、後方の視界をしっかりと確保することができます。
車体の後方はとても見やすいですが、室内の後席の様子を伺う事はできません。
レーントレーシングアシスト
レーントレーシングアシストは、道路上の白線が見づらい状況でも、前方の車を追尾し、車線から逸脱しないように走行を支援する機能です。アスファルトや縁石からはみ出す可能性がある場合にも、適切なハンドル操作を補助します。
さらに、インテリジェントクリアランスソナーといった機能や、メーカーオプションとして追加できるインテリジェントパーキングアシスト、リヤクロストラフィックオートブレーキ、パノラミックビューモニターなどの補助機能も装備可能です。
ボディサイズの他にも注意が必要な車高
アルファードはその大きなボディサイズが特徴的ですが、車高にも注意が必要です。特にTRDやモデリスタなどのエアロを装着すると、地上からの高さが低くなります。
車両はフレームごとにメーカーから公表される「最低地上高」があります。これは車の最も低い部分の高さを示す数値で、理論上、この高さ以上の段差や縁石に接触する可能性があります。もちろん、速度が出ている場合には、それよりも低い段差でも接触することがあります。
自分が運転する車の最低地上高を知っておくことは、車体を擦るリスクを最小限に抑えるための重要な対策となります。接触を避けたい方は、最低地上高をしっかりと把握しておくことをお勧めします。
今回は「30系後期のアルファード」について見ていきましょう。モデリスタのエアロを装着すると、縁石などに接触するリスクが高まります。そのため、エアロを装着する前に、標準車(ノーマル)の最低地上高を知っておくことが重要です。
各グレードの最低地上高は以下の通りです。
- ハイブリッド:165mm
- ガソリン車(2WD):160mm
- ガソリン車(4WD):170mm
アルファードはフロント部分が全体の中で最も低い位置にあたります。なお、姉妹車の「ヴェルファイア」も最低地上高は同じです。
モデリスタエアロを装着した場合の各部の車高は以下の通りです。
- フロントスポイラー:標準車より約31mm低く
- サイドスカート:標準車より約30mm低く
- リアスカート:標準車より約25mm低く
これらのデータから、最も低いガソリン2WDのフロント部分の最低地上高は約130mmとなります。これは、コンビニの入口や駐車場などの小さな段差でも、速度が出ていると接触する可能性があることを示しています。
しかし、足回りを調整して車高を下げる「ダウンサス」などのカスタムを行わなければ、モデリスタのエアロを装着しても接触することは少ないと思われます。
それでも心配な方は、エアロの下に貼り付けて接触を防ぐ「アンダーガード」を購入することも可能です。これは数千円で通販で購入できますので、安心のために購入しておくと良いでしょう。
特に注意が必要なのが「縁石」です。店舗によっては、かなりの高さの縁石があり、一発でエアロが壊れてしまう可能性があります。トヨタのエアロはかなり高額となりますので、ここだけは注意が必要となります。
競合モデルボディサイズ一覧
トヨタアルファード40系~20系、ノア、ヴォクシー、競合モデルのエルグランドやオデッセイ、新型のステップワゴンやセレナともサイズを比較していきましょう。
少々見ずらいかもしれませんが、ご容赦ください。
改善していきます。
また、グレードや駆動方式などによって多少数値が変わる場合もございますので予めご了承ください。
車名 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | 最低地上高 | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40系 | 4,995 | 1,850 | 1,935 | 3,000 | 150 | 3,005 | 1,660 | 1,360 |
30系 | 4,945mm~4,950mm | 1,850 | 1,935~1,950mm | 3,000 | 165 | 3,210 | 1,590 | 1,360mm~1,400 |
20系 | 4870mm~4885mm | 1830-1840 | 1905 | 2950 | 160 | 3160 | 1585 | 1360-1400 |
エルグランド | 4835 | 1795~1815 | 1910 | 2950 | 145 | 2920 | 1665 | 1310-1325 |
オデッセイ | 4830 | 1800 | 1695-1715 | 2900 | 145-150 | 2935 | 1625 | 1325 |
ノア | 4695 | 1730 | 1895-1925 | 2850 | 125-140 | 2805 | 1470 | 1405 |
ヴォク | 4695 | 1730 | 1895-1925 | 2850 | 125-140 | 2805 | 1470 | 1405 |
ステップワゴン | 4830 | 1750 | 1855 | 2890 | 150 | 2845 | 1545 | 1425 |
セレナ | 4690 | 1695-1715 | 1870 | 2870 | 135 | 3135-3145 | 1545 | 1400 |
まとめ
アルファードは、その外装の高級感とラグジュアリーな空間がトップクラスであり、特にハイブリッド車の性能は旧型モデルと比較すると各段に向上。
内装の快適性や居住性も進化し、年々大型化されています。
取り回しもしずらくなるモデルが多いですが、補うための魅力的な先進装備も充実していますが、それに伴い価格も爆上がり。
新型アルファードに関しては100万円以上の値上がりとなっているの現状です。
新型アルファードに関しては外装デザインも賛否ありますが、30系と比較すると最小回転半径もあまり変わりません。
積載空間も広く、家族や友人と快適なドライブをするには最高の車両と言えます。
ニュースや専用サイトで公開されているスペックでは中々イメージが沸きにくいので是非実車をご覧いただければと思います。
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