2023年の6月に登場した新型アルファードは、その4代目として「快適な移動の幸せ」をテーマに開発されました。このテーマに基づき、乗り心地の向上を目指し、振動や騒音の低減に努めるとともに、環境に配慮した燃費性能の改善にも注力しました。
本記事では、注目の新型アルファードの燃費性能について詳しく見ていきます。さまざまなグレードや、ハイブリッド車とガソリン車の燃費性能の違いも比較しながら解説します。
新型アルファードの購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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【この記事でわかること】
新型アルファードの燃費性能と比較
新型アルファードのパワートレイン
また、半導体の影響により新型モデルは値引きとても渋く、値引き額『0円』から『10万円』ほどのモデルが多く見受けられます。
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この記事の目次
新型アルファードの燃費性能
実燃費は8km/L
新型アルファードの燃費性能は、WLTCモードにおいて10.3〜17.7km/L。
ガソリンモデルが10.3km/L~10.6km/L。
ハイブリッドモデルが16.5km/L~17.7km/Lとなっています。
これを先代である3代目アルファードの燃費、9.6〜14.8km/Lと比較すると、新型アルファードの方が燃費性能がかなり向上していることが明らかになります。
一般的に、車体が大きく重いミニバンは燃費が悪いとされています。しかし、近年では多くの車種でハイブリッドモデルが設定されたり、高い熱効率を持つエンジンが開発されたことで、ミニバンでも燃費の良い車が増えてきました。
新型アルファードも例外ではありません。優れた燃費性能と環境性能を持ちつつ、滑らかな走行と高い静粛性を実現したハイブリッドモデルがあります。また、燃費性能を高めつつも力強いパフォーマンスを発揮するエンジンを搭載したガソリンモデルも設定されています。
以下では、新型アルファードの燃費性能について、各グレードやハイブリッド車とガソリン車の違いを比較しながら詳しく解説していきます。
新型アルファード グレード別燃費
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
新型アルファードのハイブリッドモデルとガソリンモデルのグレード別の燃費は以下の通りです。
ハイブリッドモデル
グレード | 駆動方式 | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|---|
Executive Lounge | 2WD | 17.5km/L | 15.3km/L | 19.0km/L | 17.6km/L |
Z | 2WD | 17.7km/L*1 | 15.6km/L*1 | 19.3km/L*1 | 17.8km/L*1 |
Executive Lounge | E-Four | 16.5km/L | 14.2km/L | 17.8km/L | 16.9km/L |
Z | E-Four | 16.7km/L*2 | 14.4km/L*2 | 18.1km/L*2 | 17.0km/L*2 |
*1: 17インチタイヤを装着した場合、各モード燃費はWLTC:18.6kmL、市街地:16.2kmL、郊外:20.2km/L、高速道路:18.7km/Lとなります。 *2: 17インチタイヤを装着した場合、各モード燃費はWLTC:17.2kmL、市街地:14.8kmL、郊外:18.7km/L、高速道路:17.4km/Lとなります。
ガソリンモデル
グレード | 駆動方式 | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|---|
Z | 2WD | 10.6km/L*3 | 7.2km/L*3 | 11.3km/L*3 | 12.6km/L*3 |
Z | 4WD | 10.3km/L*4 | 7.1km/L*4 | 11.0km/L*4 | 12.2km/L*4 |
*3: 17インチタイヤを装着した場合、各モード燃費はWLTC:10.9kmL、市街地:7.4kmL、郊外:11.7km/L、高速道路:13.1km/Lとなります。 *4: 17インチタイヤを装着した場合、各モード燃費はWLTC:10.4kmL、市街地:7.1kmL、郊外:11.1km/L、高速道路:12.4km/Lとなります。
これらのデータは、国土交通省の審査値に基づいています。実際の燃費は、使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)により異なります。
新型アルファード 燃費の比較
新型アルファードのガソリン車はZグレードのみで、その中でも2WDの燃費性能が4WDよりも優れています。
ハイブリッド車と同じく、2WDと4WDの間には大きな燃費性能の差は見受けられず、ガソリン車の燃費はWLTCモードで10.3〜10.6km/Lとなっています。
新型アルファードのハイブリッド車とガソリン車の燃費性能を比較してみましょう。
車種 | WLTCモードの燃費 |
---|---|
ハイブリッド車 | 16.5~17.7km/L |
ガソリン車 | 10.3~10.6km/L |
ハイブリッド車とガソリン車の主な違いは、動力源にあります。
ハイブリッド車はガソリンエンジンと電気モーターの二つの動力源を持ち、ガソリン車はガソリンを燃料として走行します。
ハイブリッド車は低速時には電気モーターを使用し、燃費が良い速度になるとガソリンに切り替えることで、燃費性能が非常に高いのが特徴です。また、回生ブレーキにより、減速や制動時に運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、力強い走行と低燃費を両立しています。
新型アルファードの最上位グレードである「Executive Lounge」はハイブリッド車のみの設定となっているため、「Z」グレードを基準に比較します。ZグレードのE-Fourと2WDを比較すると、ハイブリッド車はWLTCモードで17.7km/L、ガソリン車はWLTCモードで10.6km/Lとなり、燃費性能には7.1km/Lの差があります。
燃費性能の差は7.1km/L、次に価格ですがハイブリッド車の価格は6,200,000円(税込)、ガソリン車の価格は5,400,000円(税込)で、800,000円の価格差があります。
これを基に、ガソリン代を1リットルあたり169円(2023年7月13日現在の価格)とし、年間走行距離を10,000kmとして年間のガソリン代を比較します。ハイブリッド車の年間ガソリン代は約96,982円、ガソリン車の年間ガソリン代は約163,165円となり、年間で約66,183円のガソリン代の差があります。
これらの結果から、燃費だけを考慮すると、ハイブリッド車は環境と家計の両方に優れていると言えます。また、ハイブリッド車は税金の優遇措置も受けられます。車両の購入価格だけでなく、購入後の維持費も考慮に入れて、自分のニーズに最も合った車を選んでください。
新型アルファードのパワートレイン
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
新型アルファード(40系)のパワートレインは、高い動力性能と優れた燃費性能を両立することを目指して設計されています。
その中心には、「2.5Lダイナミックフォースエンジン」を搭載したハイブリッドシステムがあります。このエンジンは、高い熱効率と高出力を両立し、エンジンのレスポンスの向上、駆動用電池の性能向上、そしてハイブリッドシステム制御の見直しを組み合わせることで、快適な走行と低燃費を実現しています。
一方、ガソリンモデルでは、力強く伸びやかな発進と加速、そして優れた燃費性能を両立する2.5L 2AR-FEエンジンが搭載されています。さらに、2WD車は75Lの燃料タンクを採用し、長距離ドライブでも安心の航続可能距離を確保しています。
新型アルファードは、エレクトロシフトマチックを採用しています。これは、電動でシフトの切り替えを行うシステムで、軽い力でシフトチェンジ操作が可能です。ステアリングにはパドルシフトも設定されています。
4WDシステムとしては、E-Four(電気式4WDシステム)が採用されています。これは路面状況を検知し、前後輪のトルク配分を緻密に制御することで、滑りやすい路面での安心感と、ドライ路面での力強い発進や旋回時のライントレース性を向上させています。
これらのパワートレインの特徴により、新型アルファードは力強さと燃費効率を両立した走行性能を提供しています。
パワートレインの詳細は以下の通りです。
項目 | A25A-FXS(ハイブリッド) | 2AR-FE(ガソリン) |
---|---|---|
型式 | A25A-FXS | 2AR-FE |
総排気量 (L) | 2.487 | 2.493 |
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
最高出力〈ネット〉 kW(PS)/r.p.m. | 140(190)/6,000 | 134(182)/6,000 |
最大トルク〈ネット〉 N・m(kgf・m)/r.p.m. | 236(24.1)/4,300~4,500 | 235(24.0)/4,100 |
燃料タンク容量 (L) | 60 | 75[65] |
新車購入の裏ワザ:あなたの愛車、本当の価値はいくら?
新車購入の際、多くの方が値引き交渉を重要視します。
しかし、現実的には新型モデルの値引きは0円~10万円と、期待ほどの効果は見込めません。では、どうすれば新車をお得に手に入れることができるのでしょうか?
中古車販売・買取り業者を経験の基に解説していきます。
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重要なのは「今乗っている車の価値」
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一方で、「買取り」は、中古車買取専門店が現在の相場で車を買い取るもの。多少手間はかかりますが、下取りよりも高額な査定が期待できます。
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