2023年6月21日に発表・発売された新型アルファードとヴェルファイアは、8年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。
待望のフルモデルチェンジにより、一般ユーザーから法人、アフターパーツメーカーなどからの需要が高まっています。
しかし、この新型モデルはトヨタの過去のラインナップとは大きく異なり、初回生産から2024年8月までの生産台数と全国のディーラーへの配分台数が既に決まっているため、車のグレードや仕様、パワートレインの組み合わせによっては、いくら早く注文しても2024年8月以降の生産枠に移行する可能性があるようです。
さらに、販社によって新車を購入する際には「転売・輸出しない」ことを誓約する書類も存在します。
新型アルファードとヴェルファイアの発表・発売からわずか2日で生産枠が埋まり、受注が停止されました。そして、7月中旬からは早いユーザーに対して納車が始まっています。
そして、すでに転売業者が転売を行ったようでSNS上ではかなり話題になっています。私自身転売された車両の価格などの詳細を確認することはできませんでしたが、人気の装備や輸出仕様ではない車のようです。
新型アルファードの転売規制は非常に厳しく、販売店によっては半年から1年間の売却禁止期間が設けられています。
では、納車後半年や1年以内に売却した場合、どのようなペナルティがあるのでしょうか?販売店から得た情報を基に、ペナルティの内容や危険性、誓約書の内容を解説していきます。
新型アルファード・ヴェルファイアの転売による危険性とペナルティのまとめ
新型アルファード・ヴェルファイアを転売目的で購入し、納車してすぐに転売してしまうと以下のようなペナルティが発生する可能性が大きいようです。
また、このような行為を『新車飛ばし』と言われています。
- 転売された車両を販売した販社へ、メーカー側が販売台数制限や取引停止が発生する可能性が大きい
- ①のペナルティが発生した場合、転売を行ったユーザーは今後トヨタで新車買えなくなる可能性ある
①に関しては、過去に新型モデルの情報を流出させた販社が、そのモデルを対象に半年間ほど取引が停止されたようです。
②は、あくまでも想定という事ですが販社によるようです。
一時の儲けで、今後自分の名義でトヨタの新車が買えなくなるという危険性もありますので、半年から1年間はしっかり楽しみましょう!!
そして、売却できるタイミング等は購入した店舗で確認しましょう。
では、新車飛ばしを行う理由について解説していきます。
新車飛ばしをする理由
なぜ「新車飛ばし」という行動を取るのか、その背後にある理由はいたって単純な話です。
それは、新車の購入価格よりも高い価格で売却できるからです。
この行為が一般的になったのは、おおよそ2015年頃からで、一部のユーザーが新車を転売する目的で購入し始めました。彼らは、新車の購入費用や税金などを含む総支払い額を上回る価格で、車を買取店に売却するのです。
その後、買取店はこれらの車を業者専用のオークションに出品します。そして、輸出業者などが新車の価格を上回る金額でこれらの車を購入し、海外に輸出していくのです。これが「新車飛ばし」の一般的な流れとなっています。
新車飛ばしは、どんな車でも行えるわけではなく、一部の人気モデルのみです。
例えば、アルファード、ヴェルファイア、ランドクルーザーなどです。
転売輸出しないための誓約書の内容とは
私が契約した販社では、そういった誓約書はありませんでしたので、誓約書にサインをした方に伺ったところ以下のような内容があるようです。
- 車両新規登録後1年間は輸出及び転売はしない
- 輸出や転売が発覚した場合、貴社(販社)からの取引を即刻停止する可能性がある
- 支払方法は問わず、新規登録後1年間は販売店が所有権を留保する
内容の一部抜粋とはなりますが、ユーザーと販社というよりは、販社とメーカーの確認書のような印象で、販社側からするとかなりリスクが大きいですね。
販社とユーザー間では、信頼の元販売を行う感じのようですので、新規顧客や一見さんの購入は厳しそうです。
それでも売却したい場合はこちら
新型アルファードやヴェルファイアが、現在中古車市場や業者オークションでどのくらいの金額で取引されたのかご存じでしょうか。
- アルファードガソリンが1000万円
- アルファードHVが2700万円
- ヴェルファイア 1500万越え
価格より数百万円~1千万、2千万と高額で取引されているとどうしても揺らいでしまいますよね。
かなり魅力的な金額と言えます。
おそらくそれも、今だけですね。すぐに落ち着いて来るでしょう。
売却したい場合は、購入した店舗に確認したうえで行いましょう!!
一番効率的な売却方法としてはMOTAがオススメです。
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