マツダは2022年9月15日に新型ミッドサイズSUV『CX-60』の発売を開始しました。
2か月半前から事前受注を開始しておりましたが、発売日までに事前受注台数が「8,726台」に達したことを公表しました。
CX-60の月販計画としては2,000台だったようでその4倍の水準となりました。
CX-60は車体が大きい『ラージ商品群』としての第1弾モデルです。直列6気筒ディーゼルエンジン(DE)とモーターを組み合わせたハイブリッド車を先行投入しました。排気量は3,000cc。プラグインハイブリッドモデル(PHV)は2022年12月頃からの販売を予定している。
当記事では、CX-60についての納期や価格といった最新の情報をまとめてご紹介します。
是非最後までお付き合いください。
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MAZDA CX-60 のグレード別の価格
まずはグレード・動力分類での価格帯のご紹介。9月15日に発売されるのは、ディーゼル+モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドとなります。価格帯は505万円~547万円。
先行予約段階、発売直後というのは基本的に値引きがありませんので、少しでも安く購入するためには今乗っているクルマを少しでも高く売る事が大切となります。
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グレード別の価格と比較
◇ディーゼル+モーター(マイルドハイブリッド)
グレード | 価格 | 発売日 | 駆動 | 燃料 | 動力分類 | 排気量 |
XD-HYBRID Exclusive Modern | 505万円 | 2022/9/15 | 4WD | ディーゼル | マイルドハイブリッド | 3,283 cc |
XD-HYBRID Exclusive Sports | 505万円 | 2022/9/15 | 4WD | ディーゼル | マイルドハイブリッド | 3,283 cc |
XD-HYBRID Premium Modern | 547万円 | 2022/9/15 | 4WD | ディーゼル | マイルドハイブリッド | 3,283 cc |
XD-HYBRID Premium Sports | 547万円 | 2022/9/15 | 4WD | ディーゼル | マイルドハイブリッド | 3,283 cc |
◇ガソリン車
グレード | 価格 | 発売日 | 駆動 | 燃料 | 動力分類 | 排気量 |
25S S Package | 299万円 | 2022/12/1月予定 | FR | レギュラー | エンジン | 2,488 cc |
25S S Package 4WD | 321万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | レギュラー | エンジン | 2,488 cc |
25S L Package | 341万円 | 2022/12/1月予定 | FR | レギュラー | エンジン | 2,488 cc |
25S L Package 4WD | 364万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | レギュラー | エンジン | 2,488 cc |
25S Exclusive Mode | 384万円 | 2022/12/1月予定 | FR | レギュラー | エンジン | 2,488 cc |
25S Exclusive Mode 4WD | 407万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | レギュラー | エンジン | 2,488 cc |
◇ディーゼル車
グレード | 価格 | 発売日 | 駆動 | 燃料 | 動力分類 | 排気量 |
XD | 323万円 | 2022/12/1月予定 | FR | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD 4WD | 346万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD S Package | 358万円 | 2022/12/1月予定 | FR | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD S Package 4WD | 380万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD L Package | 400万円 | 2022/12/1月予定 | FR | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD L Package 4WD | 422万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD Exclusive Mode | 443万円 | 2022/12/1月予定 | FR | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
XD Exclusive Mode 4WD | 465万円 | 2022/12/1月予定 | 4WD | ディーゼル | エンジン | 3,283 cc |
◇PHV(2022年12月頃販売開始予定)
グレード | 価格 | 発売日 | 駆動 | 燃料 | 動力分類 | 排気量 |
PHEV S Package | 539万円 | 2022/12月予定 | 4WD | レギュラー | プラグインハイブリッド | 2,488 cc |
PHEV Exclusive Modern | 584万円 | 2022/12月予定 | 4WD | レギュラー | プラグインハイブリッド | 2,488 cc |
PHEV Exclusive Sports | 584万円 | 2022/12月予定 | 4WD | レギュラー | プラグインハイブリッド | 2,488 cc |
PHEV Premium Modern | 626万円 | 2022/12月予定 | 4WD | レギュラー | プラグインハイブリッド | 2,488 cc |
PHEV Premium Sports | 626万円 | 2022/12月予定 | 4WD | レギュラー | プラグインハイブリッド | 2,488 cc |
MAZDA CX-60 の納期
販売で確認してみたところ、パワートレイン別でおおよその納期を教えていただきました。まずは7月20日頃までにオーダーした方の納期は以下のとおりです。
- XD-HYBRID(マイルドハイブリッド)は10月から11月頃の生産予定で年内納車の可能性が高い。
- XD系(ディーゼルモデル)、25S(ガソリンモデル)は12月頃生産予定。
- PHEV系(プラグインハイブリッド)は2023年1月頃生産予定。
しかし計画水準の4倍のオーダーを既に受けているのが現状ですので、これからオーダーをした場合おそらく半年くらいの納期になる可能性もあるでしょう。早めに商談を開始した方が良さそうですね。
SNS(twitter、facebook)、youtube等で検索してみたところ納期については、2023年初旬の納車が多いようです。
MAZDA CX-60の詳細
マツダのCX-60の大きな特徴としては、縦置きエンジン後輪駆動(FR)の新しいプラットフォームを採用しており新生代のラージ商品群の第1弾モデルとなっています。
6月24日から予約受注が開始されていました。日本の市場向けのラインナップは次の通りです。
- 直列6気筒3.3リットルディーゼルエンジン『SKYACTIV-D3.3』
- ディーゼルエンジン+48Vマイルドハイブリッド『e-SKYACTIV D』
- 直列4気筒2.5リットルガソリンエンジン『SKYACTIV-G2.5』
- プラグインハイブリッド(PHEV)『e-SKYACTIV PHEV』
パワートレインのスペックは次の通りです。
直列6気筒3.3リットルディーゼルエンジン『SKYACTIV-D3.3』
最高出力:170kW(231PS) /4,000-4,200rpm
最大トルク:500Nm /1,500-3,000rpm
ディーゼルエンジン+48Vマイルドハイブリッド『e-SKYACTIV D』
最高出力:187kW(254PS) /3,750rpm
最大トルク:550Nm /1,500-2,400rpm
直列4気筒2.5リットルガソリンエンジン『SKYACTIV-G2.5』
最高出力:138kW(188PS) /6,000rpm
最大トルク:250Nm /3,000rpm
プラグインハイブリッド(PHEV)『e-SKYACTIV PHEV』
システム合計出力:238kW(323PS) /6,000rpm
最大トルク:500Nm /4,000rpm
バッテリー容量:17.8kWh
この中でも、ディーゼルエンジンにユーザー側は期待をしているようで、約8割近くの事前受注でディーゼルを選択されているようです。
- e-SKYACTIV D 43%
- SKYACTIV-D3.3 37%
- SKYACTIV-G2.5 15%
- PHEV5%
まずは、ディーゼルハイブリッドから発売されたCX-60。
ラインナップとして、プレミアム(Premium)、ギャラント(Gallant=勇敢な)、アクティブ(Active)という世界観をベースとした計16グレードを設定。
プレミアム(Premium)系は、セダンとスポーツタイプが選ぶことができ、欧州車や高級車を意識している。
ギャラント(Gallant=勇敢な)系は、エクスクルーシブモードとLパッケージから選ぶことができ、他のマツダの車の上級仕様として設定。
アクティブ(Active)系は、SパッケージとXDから選ぶことができ、実用的なモデルとして設定されている。
エンジンはV型ではなく直列、併せてトランスミッションも直列に配置する事で、FRベースのレイアウトで骨格が構成されています。トランスミッションの方も、新規開発されたものが搭載されており、今までのマツダのFRベースのモデルでは例がない。ドイツ車と同じFR直列6気筒を採用され、CX-60に関してはマツダ車の課題だった走行性能や燃費性能がかなり向上している。パワーと燃費の両立というのは、ドイツプレミアムブランドをはるかに超えるモデルと言えそうです。
サイズは以下の通り。
- 全長:4,740mm
- 全幅:1,890mm
- 全高:1,685mm
- ホイールベース:2,870mm
- トレッド(前/後):1,640mm / 1,645mm
- 乗車定員:5名
- ドア:5ドア
エンジンが縦置きとなり、エンジンルーム内では6気筒のエンジンが収まる縦長の空間を活用することにより、ボディサイズを変更する必要もなく4気筒エンジンと大型モーターを組み合わせるプラグインハイブリッドが成立されるので、縦置きのエンジンというのは理にかなっていると言えます。
カタログ上でのWLTC高速道路モードでの数値は22.4~22.5km/リッター。大柄なサイズ感に似合わないくらいの燃費が見込まれかなり期待していまうモデルです。
内外装にもこだわりが詰まっており、明らかにマツダのSUVとして判別がつくエクステリアデザインとなっているCX-60。筋肉質でスタイリッシュ感が特徴的です。
ラージ商品として紹介されているだけあり、全長×全幅は4740×1890mmとかなり大きめのサイズ。しかし、最小回転半径のデータは5.4m、パワートレインが横置きだった場合、到底無理な数値だったでしょう。大柄な柄小回りが利くのが魅力ですね。
インテリアデザインは、マツダ車の中でもトップレベルと言っていいほどの上質な空間となっています。他メーカーには出せない演出ですね。
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