2024年1月29日に豊田自動織機が、乗用車用のディーゼルエンジン3機種において試験不正が行われていたことを公表され、対象車種の出荷停止が公表されました。
マイナーチェンジが実施され8型となったハイエースも対象になってしまったようで、納期が未定となってしまったようです。
受注再開もいつからなのか、理由や最新納期も気になるところですね。
当記事では、ハイエース出荷停止になったけど受注再開はいつからなのか、その理由と最新納期を解説していきます。
【この記事でわかること】
ハイエースの出荷停止となった理由
ハイエースの受注再開時期
ハイエースの現在の納期
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- タイヤと用品に精通
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この記事の目次
ハイエース出荷停止になったけど受注再開はいつから?理由と最新納期まとめ
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
- 出荷停止となり納期は未定
- 受注も停止されている
- ガソリンモデルは継続か?
- 納期は長期化となるようです
- 2月13日から一部再開へ
2024年1月29日に豊田自動織機が、乗用車用のディーゼルエンジン3機種において試験不正が行われていたことを公表しました。
この企業はトヨタグループの一部であり、トヨタ自動車向けのエンジンも製造しています。
不正の内容は、出力試験時に異なるソフトを使った装置で出力性能を測定していたことが明らかになりました。
豊田自動織機は、該当のエンジンについて改めて検証を行い、出力基準を満たしていることを確認したと発表しています。
これにより、既に販売された車両に関しては、性能上の問題はないとされています。
この発覚した不正行為による影響と今後の対応については、今後の動向が注目されています。
出荷停止状況の最新情報
2024.2/13追記
トヨタ自動車が、豊田自動織機によるディーゼルエンジン試験の不正を受けて一時停止していた工場の稼働を、2月13日から一部再開することを発表しました。
この不正発覚により、トヨタは該当するエンジンを搭載する10車種の出荷を停止していました。
しかし、9日まで停止していた国内の4工場6ラインのうち、トヨタ車体の吉原工場や富士松工場など3工場4ラインで生産が再開されます
。再開は海外向けの出荷が可能な「ランドクルーザー」などの一部車種に限定されています。
一方で、岐阜車体工業・本社工場の第1ラインなど2工場2ラインについては、稼働停止期間を16日まで延長し、その後の対応は16日午前に判断される予定です。
2024.1/30追記
トヨタ自動車は2024年1月29日、豊田自動織機の自動車用ディーゼルエンジン認証不正の影響で、国内4工場6ラインの稼働を2月1日まで停止することを発表しました。
影響を受ける車種は「ハイエース」「ランドクルーザー300」など6車種で、これらは同一ラインで生産される「アルファード」「ヴェルファイア」などの生産も停止することになります。
出荷の再開時期は国土交通省の指示に基づいて決定される予定です。
トヨタ広報部によると、不正発覚を受けて工程の確認のために29日2直から生産を停止しました。
生産停止となったのは、愛知県刈谷市のトヨタ車体富士松工場第1ライン、三重県いなべ市のいなべ工場第1ライン、愛知県豊田市の吉原工場第1・第2ライン、岐阜県各務原市の岐阜車体工業第1・第2ラインです。
当該エンジンを搭載する国内向けモデルはハイエース、ランドクルーザー300、グランエース、ハイラックス、ダイナ、ランドクルーザープラド(生産終了)などがあり、トヨタの国内工場で生産されるモデルは、いなべ第1のハイエース、吉原第1のランドクルーザー300、岐阜車体第1のハイエース(救急車仕様)です。
これらモデルの生産停止に伴い、いなべ第1で生産されるアルファード/ヴェルファイアの生産も停止しました。
また、ランドクルーザー300とフレームを共通化するランドクルーザー70の生産も影響を受けています。
トヨタによると、当該エンジンを搭載したトヨタブランド車の国内生産規模は月間約1万1千台で、販売規模は月間約5千台です。
海外生産車種を含めたグローバルの生産規模は月間約3万6千台となっています。
受注停止の車種は?
トヨタ自動車のホームページによると、豊田自動織機のディーゼルエンジンの試験不正に関連して、販売停止になる車種は以下の通りです。
- ランドクルーザープラド
- ハイエース
- グランエース
- ダイナ
- デュトロ
- ハイラックス
- ランドクルーザー300
ここでは日本国内で販売されている車種のみをご紹介します。
具体的な車種についての情報は、トヨタ自動車の公式サイトや公式発表で確認することをおすすめします。
なお、公表された車種にはハイエース、ランドクルーザー、ハイラックスなどが含まれている可能性があります。
また、出荷の再開に関しては本日トヨタ営業マンに直接聞いてみましたが、未定とのようです。
8型ハイエースを購入し5月納車しなくてはいけない案件を多く抱えていたようで、頭を抱えていました。
しかし、性能には問題ないようですので1日でも早い出荷再開を祈ります。
ランドクルーザープラド
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
2020年8月に販売が開始されたこのランクルプラドは、トヨタと日野の共同生産事業体によって製造されています。
販売国は日本をはじめ、欧州、中東、アフリカ、アジアと広範囲にわたっており、グローバル市場での存在感を示しています。
発売日 | 2020年8月 |
生産事業体 | トヨタおよび日野 |
販売国 | 日本、中東、欧州、アフリカ、アジア |
ハイエース・グランエース・ボンゴブローニイバン(マツダ)
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
2017年12月に販売が開始されたこの車両は、トヨタ車体、岐阜車体、およびトヨタ車体(タイ)によって生産されています。
販売国は日本、欧州、中東、アジアとなっており、これらの地域の市場での需要に応えるための特性を持っていることが考えられます。
発売日 | 2017年12月 |
生産事業体 | トヨタ車体、岐阜車体、タイのトヨタ車体 |
販売国 | 日本、中東、欧州、アジア |
ダイナ・デュトロ(日野)
画像引用:日野自動車Webサイト
2021年5月に発売されたこの車両は、日野によって生産されています。
販売国は日本とアジアで、これらの市場に向けた特性を持っていることが考えられます。
日野が生産事業体として関わっていることから、この車両は特に商用車市場や特定の用途に特化した設計がなされています。
発売日 | 2021年5月 |
生産事業体 | 日野 |
販売国 | 日本、アジア |
ハイラックス
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
2020年5月に販売が開始されたハイラックスは、トヨタ・モーター・タイランドによって生産されています。
販売国は日本です。トヨタ・モーター・タイランドが生産事業体であることから、この車両はタイにおける生産能力と技術を活用して作られていることが分かります。
日本市場に向けた販売であるため、日本の規制や消費者の好みを考慮した設計や機能が取り入れられており、タイでの生産により、コスト効率やサプライチェーンの最適化などの利点も考慮されていると考えられます。
発売日 | 2020年5月 |
生産事業体 | トヨタモータータイランド |
販売国 | 日本 |
ランドクルーザー300
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
2021年8月に販売が開始されたランクル300は、トヨタ車体によって生産されています。
販売国は日本、欧州、中東、アジア、アフリカと広範囲に及んでいます。トヨタ車体が生産事業体であることから、この車両はトヨタの高い品質基準と製造技術を活かして生産されていると言えます。
広範囲な販売地域をカバーしていることから、この車両はグローバル市場の需要や規制を考慮した設計がなされていることが推測されます。
特に、欧州や中東、アフリカなど多様な地域での販売を考えると、異なる地域の気候や道路状況、利用シーンに対応するための工夫が施されている可能性があります。
また、幅広い市場に向けた車両であるため、多様な消費者のニーズに対応する機能やデザインが特徴的である可能性も考えられます。
発売日 | 2021年8月 |
生産事業体 | トヨタ車体 |
販売国 | 日本、アジア、中東、欧州、アフリカ |
ハイエース受注再開はいつから?
ハイエース最新納期情報
会社用として、2023年12月時点でハイエース8型を発注していましたが、納期は未定となりました。
納期は長期化になりますね。
まとめ ハイエースが受注停止で買えない!受注再開はいつから?最新納期情報
今回は、ハイエースが受注停止で買えないけど、受注再開はいつからなのか新納期情報をお届けしました。
ダイハツに引き続き親会社のトヨタでも不正が発覚してしまいました。
早く改善されると良いのですが・・・。
今後もハイエースが受注停止で買えないけど、受注再開はいつからなのか新納期情報を随時更新していきます。
今回2024年に発表されるハイエースに関しては、別記事でご紹介しています。
>>新型ハイエース300系フルモデルチェンジは2024年のいつ?価格や最新情報!
全面刷新され新型となるハイエースに関しても、別記事でご紹介していますので併せて、ご参考にしてください。