海外でも絶大な人気を誇っているトヨタの商用車『ハイエース』。
昨今のアウトドアブームもあり、自家用や趣味として使用するユーザーも増え、カスタムパーツも豊富にあるためとても人気なモデル。
最新情報によるとハイエースが2024年中にフルモデルチェンジが行われ新型300系となります。
300系を待ち望んでいるユーザーからすると、300系はいつ出るのか?
価格や発売日が気になりますよね!
当記事では、フルモデルチェンジが行われる新型ハイエース300系の発売日はいつ出るのか?
2024年のいつになるのか、価格や発売日などの最新情報をまとめています。
購入されている方は是非参考にしてください。
【この記事でわかること】
新型ハイエース(300系)の最新情報
新型ハイエース(300系)の発売日や価格
新型ハイエース(300系)のスペックや魅力
車関係の仕事には約6~7年ほど在籍しており買取から販売の多数の経験を活かし、車関係の情報を発信し現在300記事ほど執筆しています。
この記事の目次
新型ハイエース300系最新情報!モデルチェンジの価格や発売日の内容まとめ
画像引用:レスポンス
最新情報まとめ!!
- 価格帯:240万円~440万円
- 発売日:2024年8月頃
- ボディタイプ:セミボンネットが見込まれていますが従来型の「キャブオーバー」タイプが濃厚
- パワートレイン:2.8Lディーゼルとハイブリッド
- 200系と300系の併売の可能性
- BEVモデルが初公開
ハイエースは、1967年に初めて登場。
それから約40年間、様々な改良を重ね2004年には、新しいハイエース「H200系」が登場。
そして、海外では6代目のハイエース「H300系」が2019年に登場。しかし、この「H300系」は日本では「グランエース」という名前で販売されています。
ハイエースは、日本の様々なな場所で使用されており登場して以来、その頑丈さと信頼性から、商用車としてだけでなく、キャンピングカー、スクールバス、救急車など、さまざまな用途で使用されており2023年の登場が期待されてきました。
しかし、今回も一部改良のみとなる情報が入ってきました。
兼ねてより当ブログでは、フルモデルチェンジの噂があった新型『ハイエース』に関する記事を公開してきましたが、全面刷新は実施されずマイナーチェンジが2024年1月10日に実施され8型となりました。新たにアースカラーを採用しアウトドア仕様[…]
新型ハイエースは300系ではなく400系になる可能性とは?
トヨタの人気商用バン、ハイエースに関して、次期モデルのH400系が日本市場に導入されるという噂があります。
この新モデルは、現行のH200系ハイエースとは異なる設計を持ち、100%バッテリーで走行する電気自動車(BEV)として開発されていると言われています。
また、新型H400系と現行のH200系が併売される可能性もあるようです。
H400系ハイエースのエンジンレイアウトは、従来のキャブオーバースタイルを継続しながらも、フロントノーズを長めにしたボディスタイルが特徴とされています。
サイズはH200系と同様で、商用バンとしての荷室容量も十分に確保されているとのことです。
さらに、トヨタはタウンエースの次期モデルの開発も進めており、このモデルにはH400系ハイエースと同じBEVやハイブリッドシステムの採用が検討されているとされています。
タウンエースは、ノアやヴォクシーをベースにした商用バンであり、ハイブリッドシステムはノアと同じタイプを搭載する可能性があると考えられています。
これらの情報は、トヨタが環境に配慮した商用車のラインナップを拡充し、市場のニーズに応えるための動きと解釈できます。
BEVやハイブリッドモデルの導入は、運用コストの削減や環境負荷の低減に貢献し、ビジネスユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
また、H400系ハイエースやタウンエースの次期モデルがどのような性能や機能を備えるのか、今後の公式発表が待たれます。
新型ハイエース300系の変更点
- ボディ形状が従来のキャブオーバータイプからセミボンネットタイプに変更
- 3.5Lガソリンモデル、2.8Lディーゼルエンジン搭載モデルが設定
- 4ナンバーに対応するボディタイプ継続設定
- 高い安全性能の最新先進システム搭載
- 乗り心地、静粛性、安全性能を大きく向上
- PHEVモデルの設定、電気自動車(EV)の設定が予定されている
トヨタの新型ハイエースは、そのボディスタイルを一新される可能性があり、従来のキャブオーバーからセミボンネットタイプへ変更される可能性があります。
この変更により、車両のデザインと機能性が大幅に向上しています。
また、エンジンオプションには、力強い3.5Lガソリンと効率的な2.8Lディーゼルエンジンが設定されており、さまざまなニーズに対応します。
4ナンバーボディに対応するボディタイプも継続設定されており、商用車としての多様性を保持しています。
安全面では、先進システムを搭載し、高い安全性能を確保。これにより、ドライバーと乗員の安全がさらに強化されています。
さらに、TNGAプラットフォームを採用した完全新設計ボディにより、乗り心地、静粛性、安全性能が大きく向上しています。
これにより、長距離運転でも快適なドライブが可能になりました。
そして、未来志向の一環として、PHEVモデルや電気自動車の設定も予定されており、環境に配慮した運転が可能になることが期待されています。
これらの特徴は、新型ハイエースをより魅力的な選択肢にしています。
新型ハイエースのボディタイプ別のメリットとデメリット
キャブオーバー設計は、エンジンがキャビン、つまり運転席や助手席の直下に配置されている車両のことを指します。
ハイエースはその典型例で、歴代モデルを見ると、特徴的な短いボンネットがこの設計の象徴です。
この設計により、車両全体の長さを抑えつつも、キャビン後方のスペースを最大限に活用することが可能になります。
しかし、この新型ハイエースでは、長年の伝統であったキャブオーバー設計を廃止することになりました。
キャブオーバータイプのメリットとデメリット
キャブオーバー設計のメリットは、ボンネットの短縮により、限られた車体サイズ内で最大限の室内スペースを確保できる点にあります。これは、特に荷物の積載や乗員の収容、さらには居住空間の拡大といった点で大きな利点となってきました。
しかし、この設計はデメリットも伴います。キャブオーバーではエンジンが運転席や助手席の直下にあるため、乗降時に高さの問題が生じ、騒音や熱がキャビン内に伝わりやすいという問題があります。さらに、安全性に関しても、衝突時の運転者や歩行者の保護という観点から見直しが求められていました。ボンネットが短く、ほぼ垂直に近い形状のため、衝突安全性に課題がありました。
セミボンネットタイプのメリットとデメリット
セミボンネット化の主な利点は、安全性の向上にあります。
従来のキャブオーバータイプでは、エンジンが運転席・助手席の直下に配置されていましたが、セミボンネットタイプではエンジンを前方に移動させることで、衝突時の安全性を高めています。
これにより、運転席の乗員保護はもちろん、歩行者への安全配慮も向上しています。
また、セミボンネットタイプでは、エンジンの位置変更により、運転席の乗り降りが容易になり、エンジンからの騒音や熱が運転室に伝わりにくくなるというメリットもあります。
これらの変更は、ハイエースの利用シーンを考えると、特に長距離運転や頻繁な乗り降りが求められる商用利用において、大きな利点となるでしょう。
また、セミボンネットタイプのハイエースには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。以下は、セミボンネットタイプがもたらす可能性のあるデメリットです。
- ボディサイズの増加:
- セミボンネットタイプでは、エンジンを前方に配置するため、全体のボディが長くなる可能性があります。これは、狭い道路や駐車スペースでの取り回しに影響を与えるかもしれません。特に都市部や狭い場所での運転には、より注意が必要になるでしょう。
- 重量バランスの変化:
- エンジン位置の変更は、車両の重量バランスにも影響を及ぼす可能性があります。これは、運転の感覚やハンドリングに変化をもたらすかもしれません。特に積載時や高速運転時には、運転者は新しい重量配分に慣れる必要があるかもしれません。
- コストの増加:
- 新しい設計の導入は、製造コストの増加につながることがあります。これは、購入価格やメンテナンスコストの上昇を意味する可能性があり、消費者にとっては重要な考慮事項となるでしょう。
- 修理とメンテナンスの複雑さ:
- エンジンが運転席の下ではなく、前方に配置されているため、エンジンへのアクセスが異なり、修理やメンテナンスが従来のモデルと比べて複雑になる可能性があります。これは、特にエンジンやその他の機械部品に頻繁にアクセスする必要がある商用利用で影響が出るかもしれません。
これらのデメリットは、セミボンネットタイプのハイエースを選択する際に考慮すべき重要な要素です。
利用目的や運転環境に応じて、これらの変更がどのように影響を与えるかを検討することが重要です。
セミボンネット化によるこれらのメリットは、ハイエースの安全性、使い勝手、快適性を大きく向上させるものです。
トヨタはこれらの変更を通じて、ハイエースの新たな価値を提供し、より幅広いユーザーのニーズに応えることを目指しています。
新型ハイエースBEVモデルとは?
ジャパンモビリティショー2023で、トヨタの次期型「GLOBAL HIACE BEV CONCEPT(グローバル ハイエース BEV コンセプト)」が世界初公開されました。
この新しいハイエースは、最先端の技術を投入した「働く車」として注目を集めています。特に、フラットで大容量の室内空間は約3.5mの長尺荷物の積載が可能で、コネクティッド技術を活用した配達効率の向上にも貢献します。
ハイエースBEVコンセプトのボディサイズは、全長5,280mm、全幅1,950mm、全高1,990mm、ホイールベース3,210mmで、最小回転半径は5.5mとなっています。
これにより、大きなボディサイズでありながら小回りが利くという特性を持っています。
これらの仕様は、都市部での運用や狭い場所での取り回しにおいて非常に有利であり、ビジネスシーンでの用途に広く対応できることが期待されます。
この新型ハイエースのコンセプトモデルは、ビジネス用途に特化した設計と最新技術の組み合わせにより、今後の商用車市場におけるトレンドを形作る可能性を秘めています。
電気自動車(BEV)としての性能も注目され、環境負荷の低減と経済性の向上が期待される一方で、日常のビジネス運用での実用性も大いに評価されることでしょう。
新型ハイエース300系のボディサイズは?
新型ハイエースは、そのボディサイズにおいて、多様な選択肢を提供しています。
全長は4695mmから5915mm、全幅は1695mmから1950mm、全高は1985mmから2280mmの範囲で、用途やニーズに応じて適切なサイズを選ぶことができます。
比較のために、現行のハイエース200系のサイズを見てみましょう。
ロングバンのサイズは4695×1695×1985mm、スーパーロング&ワイドボディは5380×1880×2285mmとなっています。
新型ハイエースは、これらのサイズに近い範囲で設計されており、既存のユーザーにも親しみやすいサイズ感を維持しています。
特に注目すべきは、日本国内で重要視されている4ナンバーボディに適合するモデルの継続設定です。
これにより、全長4700mm以下、全幅1700mm以下、全高2000mm以下の要件を満たすボディタイプが引き続き提供されることになります。
これは、都市部での運用や狭い道路での機動性を考慮したもので、多くのビジネスユーザーにとって重要な選択肢となるでしょう。
新型ハイエースのボディサイズはメーカーから公表されていません。
参考として海外向けのハイエースの主要諸元を掲載します。
ボデータイプ | ショート・標準ルーフ | ロング・ハイルーフ |
---|---|---|
全長 | 5,265mm[+570] | 5,915mm[+535] |
全幅 | 1,950mm[+255] | 1,950mm[+70] |
全高 | 1,990mm[+10] | 2,280mm[-5] |
ホイールベース | 3,210mm[+640] | 3,860mm[+750] |
+は現行との差
新型ハイエース300系のデザイン
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
新型ハイエースに関するデザインをまとめています。
エクステリアデザイン(外装)
新型ハイエースのデザインに関して、もっとも注目されているのが、エンジンの搭載位置。
それが、従来型の座席の下にエンジンがあるキャブオーバー。
そして、エンジンが運転席の前方に搭載するセミボンネット。
エンジンの搭載位置により、それぞれ使い勝手が異なるため新型ハイエースの購入を検討しているユーザーはとても注目しています。
賛否あるセミボンネットなのか?従来どおりのキャブオーバー?
海外向けのハイエースやグランエースでは「セミボンネット」デザインが採用されていますが、最新情報では従来通りの「キャブオーバー」デザインが継承される可能性が高いと見込まれています。
セミボンネットタイプの特徴は、運転席の前にエンジンが搭載されるため室内が狭くなってしまいますが、衝撃吸収スペースを作ることができるため安全上の問題が解決できるメリットもあります。
ハイエースの最大の特徴であり、最大の魅力である広大な室内を確保しつつ安全性が向上することは期待したいですが、SNS上ではセミボンネットはかなり賛否分かれています。
販売店に確認したところ、セミボンネットにしたところで荷室も狭くなりメリットがなくなるので、キャブオーバーが濃厚のようです。
また、外観の予想CGでは、『ヴォクシー』ゆずりの大口径グリルを装着し、ビッグマイナーしたライバルの日産『キャラバン』に対しても威圧感を与えそうなデザインとされています。
インテリアデザイン(内装)
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
トヨタの新型ハイエース300系は、後部スペースの再設計により、より便利で使いやすい車両へと進化が見込まれています。
エンジンの位置が従来の運転席下から車体の前部へと移動する予定です。
この変更により、車内のフロアが低くなり、乗員が乗り降りしやすくなると同時に、荷物の積み下ろしも容易になります。
さらに、新型ハイエースは最大17人まで乗車できる広々としたスペースを提供します。
これにより、大人数を輸送する際の利便性が向上しています。
また、運転席周りのレイアウトも自由度が高まり、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能になります。
特にワゴンモデルを選択するユーザーにとっては、これらの改善により使い勝手が大幅に向上することが期待されます。
新型ハイエース300系の価格は?
新型ハイエースの価格については、商用モデルとしてのシェアを維持するために、大きな変更はないと予想。
商用車の市場は価格競争が激しくコストが大きく影響するため、新型ハイエースの価格は現行モデルと大きく変わらないと考えられます。
また、新型ハイエースのグレード展開についても、ディーゼルエンジンやワイドボディ、ロングボディといった現行モデルのラインナップが維持されると予想されています。
これにより、消費者は自分のニーズに最も合ったモデルを選ぶことができるでしょう。
価格についての具体的な予想は、現行モデルと同等の約240万円からとなるとされています。
これはあくまで予想であり、正確な価格は新型ハイエースが正式に発表された時に明らかになるでしょう。
モデル | 価格 |
---|---|
バン | 2,392,100円~3,491,200円 |
スーパーGL“DARK PRIME II” | 3,280,600円 |
ワゴン | 2,903,600円~4,039,100円 |
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新型ハイエース(300系)のパワートレイン
トヨタの新型ハイエース300系のパワートレインには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方が採用される見込みです。
- ガソリンエンジン:3.5Lの2GR型エンジンと7GR型エンジン
- ディーゼルエンジン:2.8Lの1GD型エンジン
具体的には、3.5Lの2GR型エンジンと7GR型エンジンがガソリンエンジンの選択肢として、また2.8Lの1GD型エンジンがディーゼルエンジンの選択肢として有力視されています。
このディーゼルエンジンは、2015年に登場したランドクルーザープラドに搭載されている直噴ターボの2.8Lクリーンディーゼルエンジン(1GD-FTV型)と同タイプのものが採用される可能性が高いです。ランドクルーザープラドのエンジンスペックは以下の通りです。
スペック項目 | 値 |
---|---|
総排気量 | 2,754cc |
最高出力 | 130kW(177PS)/3,400rpm |
最大トルク | 450Nm(45.9kgm)/1,600~2,400rpm |
内径×行程 | 92×103.6mm |
圧縮比 | 15.6 |
燃費性能 | 11.2km/L(予想より若干向上) |
新型ハイエースの燃費性能は、ランドクルーザープラドの11.2km/Lを基に、若干の向上が予想されます。
現在のトヨタの方針では、ハイブリッドとディーゼルエンジンを同一車種でラインナップすることはないため、新型ハイエースにハイブリッドモデルが設定される可能性は低いとされています。
現行の200系ハイエースには、2.0Lガソリンエンジン、2.7Lガソリンエンジン、3.0Lディーゼルエンジンがラインナップされており、300系新型ハイエースでもガソリンエンジンモデルの設定が予想されます。
商用利用が多いハイエースにとって、燃費性能の向上は重要なポイントとなるでしょう。
MHVエンジンに関しては、詳細が分かりましたら更新いたします。
新型ハイエース(300系)の安全性
運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の最新バージョンを搭載し、安全性を高めることが予想されています。
トヨタの運転支援システム「トヨタセーフティセンス」は、交通事故による死傷者をゼロにするという究極の目標を追求するために開発された一連の技術です。
このシステムは、ドライバーのミスや疲れを補い、事故を未然に防ぐことを目指しています。
「トヨタセーフティセンス」は、以下の主要な機能を含んでいます。
予防安全の機能パッケージ(Toyota Safety Sense)
これは、衝突の回避や被害の軽減をサポートする一連の機能で、死亡事故の約7割が「歩行者事故」「正面衝突・車線逸脱」そして「追突」に分類されることを考慮して設計されています。
駐車時支援機能
駐車時の様々な危険に対応するための機能です。
スマートアシスト
前方の車との車間距離をキープしたり、車の周囲が見えるパノラマモニターなどがあります。
これらの機能は、より多様なシーンでのリスクに応えるために、性能向上や新しい機能を追加することで進化を続けています。
また、予防安全に加えて、衝突安全・事故自動緊急通報装置を組み合わせた総合的な自動車安全性能を提供しています。
200系との併売の可能性
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
200系と300系のハイエースが同時に販売される可能性がある理由は、それぞれのモデルが異なるニーズを満たすためです。
200系ハイエースは、信頼性と使い勝手から多くのビジネスオーナーやプロフェッショナルドライバーに愛されています。
一方、新型の300系ハイエースは、エンジンの位置が変わる可能性があるため新たな使い勝手を提供する可能性があります。
しかし、この変更は一部のユーザーにとっては不便に感じるかもしれません。
そのため、トヨタは200系と300系を同時に販売することで、消費者が自分のニーズに最も合ったモデルを選べるようにする可能背があるようです。
さらに、400系ハイエースについては、全幅が広すぎる300系(グランエース)に代わる新型ハイエースとして投入される可能性があります。
この400系ハイエースは、100%電動のバッテリー電動車(BEV)になるとの噂があり、現行の200系ハイエースと同時に販売される可能性もあります。
これにより、トヨタはさまざまな消費者のニーズに対応することができるでしょう。
トヨタハイエースの歴史
ハイエースはトヨタによって製造・販売されている、商用車やレジャー活動にも適した多用途モデルです。
かつてはトラックバージョンもラインナップに含まれており、車中泊が可能な車両としても人気があります。
初代ハイエース(H10系)
- 初代 H10系(1967年~1977年)
- 1967年2月: トヨエースの小型版として、トラックモデルの販売開始。10月にはワゴンモデルも販売開始。
- 1968年4月: スライドドア付きの「デリバリーバン」を追加。
- 1969年2月: 15人乗りと12人乗りのマイクロバス「コミューターシリーズ」を追加。
- 1970年: マイナーチェンジで安全装備を強化。
- 1971年2月: マイナーチェンジを実施し、フロントグリルのデザインを一新。4月にはロングボディのコミューターをベースにした救急車、11月には「ロングバン」を追加。これがシリーズ初の1ナンバー登録車となる。
- 1972年10月: マイナーチェンジを実施。
- 1975年10月: 1.3Lエンジン搭載車を廃止し、1.8L 16Rエンジンを搭載した車両とロングバンを追加。
ハイエースはその発売以来、商用車市場において強固な地位を築き上げ、多くの改良を重ねながら現在に至っています。
2代目ハイエース(H30系~H40系)
1977年2月に登場した2代目ハイエースは、フルモデルチェンジを経て新たなラインナップを展開しました。
ワゴンでは「9人乗りカスタム」、「デラックス」、「スタンダード」、「10人乗りデラックス」というバリエーションを提供しました。この世代のハイエースは、以下のような主要な改良と追加が行われました。
モデルチェンジと改良の概要
- 1979年7月: 2,200ccのディーゼルエンジンがバンモデルに追加されました。
- 1980年1月: マイナーチェンジでメーターパネルが更新され、全車種にディーゼルエンジンの採用が拡大されました。ワゴンには「スーパーカスタム」が追加されました。
- 1981年1月: 上級グレードの「GL」がバンに新たに設定され、ワゴンのガソリン車はMTが5速に、ディーゼル車にはオーバードライブ付き4速ATが設定されました。
- 1982年12月: バンとワゴンの生産がフルモデルチェンジのため終了しました。
- 1985年8月: トラックモデルもフルモデルチェンジに伴い、生産終了となりました。
2代目ハイエースは、その多様なラインナップと改良により、商用車やレジャー用途での利用者から高い評価を受けました。エンジンオプションの拡充や、上級グレードの追加設定などは、ユーザーの幅広いニーズに応えるための工夫が見られます。
3代目ハイエース(H50系)/ ハイエーストラック(H80系・H90系)
3代目ハイエース(H50系)とトラック(H80/90系)は、1980年代から1990年代にかけてのトヨタの主力モデルでした。
1982年に発表され、翌1983年1月から販売が開始されました。この世代では、新開発のガソリンエンジンが搭載され、パフォーマンスの向上が図られました。
主な変更点
- 1985年8月: マイナーチェンジによりフェイスリフトを実施。7人乗りワゴンに「スーパーカスタムリミテッド」という最上級グレードを追加。トラックもこの時フルモデルチェンジを行いました。
- 1987年8月: ワゴン系にマイナーチェンジを実施し、バン全グレード及び一部のスーパーカスタムに4WDオプションを設定。バンには「スーパーGL」という最上級グレードが新たに加わりました。
- 1989年8月: バンとワゴン系の生産が次世代モデルへのフルモデルチェンジに伴い終了しました。
- 1995年5月: トラックモデルの生産がフルモデルチェンジのため終了しました。
3代目ハイエースは、その設計と機能性により、商用車市場において高い評価を受け続けました。特に、新開発のガソリンエンジンの搭載や4WDオプションの設定、さらには最上級グレードの追加などは、ユーザーの多様なニーズに応えるための工夫が見られます。
4代目ハイエース(H100系)/ ハイエーストラック(Y100系)
4代目ハイエース(H100系)とトラック(Y100系)は、1989年から2004年にかけて生産された世代で、フルモデルチェンジを経て、より高級感のあるワンボックスカーへと進化しました。
この期間には、多数の改良が施され、特にワゴンモデルではインテリアの豪華さが際立っていました。
主な変更点
- 1989年8月: 4代目としてフルモデルチェンジ。高級ワンボックスとしてのポジショニングを強化し、「スーパーカスタムリミテッド」ではラグジュアリーなインテリアを採用。
- 1990年10月: 「スーパーカスタムリミテッド」に4WDオプション追加。
- 1993年8月: マイナーチェンジでフェイスリフトとエンジンの変更を実施。
- 1995年5月: トラックがフルモデルチェンジ。ワゴンでは1RZ-Eエンジン車を廃止し、AT車とフルタイム4WDを追加。
- 1996年8月: ワゴンにマイナーチェンジ。安全装備の標準化や特別仕様車「クラブフィールド」を設定。
- 1998年8月: バン・コミューターにマイナーチェンジ。
- 1999年7月: ワゴンのマイナーチェンジとバン・コミューターの一部改良。特別仕様車「リビングサルーンEX」を設定。
- 2000年12月: バンにガソリンエンジン2RZ-Eを追加し、機能性と安全装備を向上。上級タイプ「タイプⅦ」を追加。
- 2001年8月: バンの質感向上のための一部改良を実施し、トラックがラインナップから消滅。
- 2002年8月: ワゴンのガソリン車を廃止し、10人乗りの「タイプⅧ」を追加。
この期間におけるハイエースの進化は、利便性、快適性、安全性の向上に焦点を当てたものであり、特にワゴンモデルの豪華絢爛なインテリアは、その時代の最先端を行くデザインとされました。
5代目ハイエース(H200系)
5代目ハイエース(H200系)は、2004年以降に登場したモデルで、フルモデルチェンジを経てワイドボディ化され、居住性が向上したことが特徴です。
その後、数回のマイナーチェンジと特別仕様車の発売を経て、安全装備の強化や快適装備の充実が図られました。
モデルチェンジと改良の概要
- 2004年8月: フルモデルチェンジで5代目ハイエース登場。ワイドボディ化により居住性が向上。
- 2007年8月: マイナーチェンジ。フロントグリルのデザイン変更、シート表皮の変更を実施。
- 2010年7月: マイナーチェンジでディーゼルエンジンの性能向上、快適装備の充実。
- 2012年11月: 特別仕様車「スーパーGL “PRIME SELECTION”」を発売。
- 2013年11月: マイナーチェンジでフロントデザインの変更、ボディカラーの追加、インテリアデザインの変更。
- 2014年12月: 一部改良と特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME”」の発売。
- 2017年11月: 一部改良で安全装備の強化、ボディカラーの一部入れ替え、トヨタモデリスタから「Relaxbase」発売。
- 2018年8月: 特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME Ⅱ”」、50周年記念特別仕様車の発売。
- 2020年4月: 一部改良でオプション設定の充実、助手席側フェンダーミラーの廃止。
- 2021年4月: 一部改良でバンの5MT廃止、ボディカラーの見直し、快適装備の充実。
- 2022年1月: トヨタ救急車と共に一部改良。
これらの改良を通じて、ハイエースは商用車市場においてその人気を維持し続けています。
特に、安全装備の強化や快適装備の充実は、ユーザーにとって大きなメリットとなっています。
6代目ハイエース(H300系 海外仕様)
6代目ハイエース(H300系)は、2019年にフィリピンでワールドプレミアされた海外市場向けの新シリーズで、その導入はトヨタのグローバル戦略の一環として行われました。
この世代は、利便性と多様性を重視したモデルラインナップを特徴としています。
主な特徴と変更点
- 2019年2月の導入時: 海外市場向けとして、バリエーション豊かなモデルを展開。バンの「コミューター」、より乗客を多く運べるマイクロバス仕様の「グランディア」、さらに大人数が乗車可能な「グランディア・ツアラー」が用意され、特にフィリピン市場での需要に応える形となりました。
- 2022年8月の一部改良: オーストラリア市場を対象に、特に商用ユーザーの利便性を高めるために6:4の非対称で開くバックドア「バーンドア」グレードを追加。この改良は、ロードやアンロードの作業効率を高めることを目的としており、ロングおよびスーパーロングの6MTを除く商用モデルに適用されました。
このように、6代目ハイエースH300系は、商用車市場におけるトヨタのフラッグシップモデルとしての地位をさらに強固なものにし、各地の特定の需要に合わせた製品展開でその地位を確立しました。
特に、多様な用途に対応するためのモデル展開や、地域に応じた特別な改良を加えることで、世界中の商用車市場においてトヨタハイエースの存在感を高めています。
まとめ 新型ハイエース300系フルモデルチェンジについて
今回は、発売日が2024年に予定されている新型ハイエース300系はいつ出るのか。
フルモデルチェンジについて、価格や発売日の最新情報をお届けしました。
個人的にも仕事上ハイエースに乗る機会があり、車のカスタムが趣味の私にとってはやりたい放題でき、家族も乗せられるファミリーカーです。
今後も発売日が2024年に予定されている新型ハイエース300系はいつ出るのか。
フルモデルチェンジについて、価格や発売日の最新情報をお届けします。