2022年12月に正式発表され2023年春に日本へ導入された、スバル新型クロスオーバーSUV『クロストレック』。
『XV』の後継車種として発売され、水平対向エンジンを搭載しつつ200万円台の価格帯で購入可能というコストパフォーマンスに優れたモデルです。
当記事では、スバル新型『クロストレック』のグレード別の価格や最新納期情報、スペックや装備、SUVの競合車種との比較などをご紹介しています。
ご検討の方は、ぜひご参考にしてください。
【この記事でわかること】
スバル新型『クロストレック』の価格や納期の最新情報
スバル新型『クロストレック』のスペック
スバル新型『クロストレック』のライバル車種との比較
車関係の仕事には約6~7年ほど在籍しており買取から販売の多数の経験を活かし、車関係の情報を発信し現在300記事ほど執筆しています。
この記事の目次
スバル新型『クロストレック』の最新情報まとめ
画像引用:SUBARU オフィシャルWebサイト
スバル新型『クロストレック』最新情報まとめ
納期は4ヵ月から5ヵ月!
燃費は良くないが走りは一級品!?
スバル新型『クロストレック』は、サイズ感としてコンパクトSUVという位置づけではありますが、存在感が強調される外装パーツの装着によりスポーティーな印象をもっています。
全長も4500mm以下に収まり、最小回転半径も5.4mで小回り操作性も優秀なモデルです。
車内の居住空間も余裕もありファミリーカーとしても快適に使用できるなど、さまざまなニーズに応えてくれるモデルとなっており、魅力も多いスバル新型『クロストレック』についての最新情報のポイントをまとめさせていただき、詳細を解説していきます。
スバル新型『クロストレック』の価格は?
駆動 | 価格 | |
Touring | FWD(2WD) | 2,662,000円 |
AWD(4WD) | 2,882,000円 | |
Limited | FWD(2WD) | 3,069,000円 |
AWD(4WD) | 3,289,000円 |
また、半導体の影響により新型モデルは値引きとても渋く、値引き額『0円』から『10万円』ほどのモデルが多く見受けられます。
値引き交渉をしたくても、値引き交渉が苦手という方も多く、値引き額が少ない場合、次のようなDMをいただくことも多いです。
現在の新型モデルは、半導体不足の影響や物流コストの高騰、部材の高騰などで利益があまり取れなく値引きが期待できません。
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スバル新型『クロストレック』の納期はどのくらい?
新型『クロストレック』は、『XV』の後継モデルという位置づけになることから、売れ行きも好調のようです。
昨今のキャンプやアウトドアブームにより『SUV』のモデルがとても人気があり、その中でも経済性や操作性に優れている『全長4500mm以下』のSUVモデルがとても人気となっています。
また、新型モデルは半導体不足による納期の長期化が問題となっているなか新型『クロストレック』の納期はどうなっているのか、販売店に確認してみたところ、『4ヵ月から5ヵ月程度』という回答でした。
トヨタの『カローラクロス』やホンダの『ヴェゼル』と比較した際、半年くらい早く納車されるので比較的短い期間での納車が可能でしょう。
スバル新型『クロストレック』と競合モデルとのスペック比較
スバル新型『クロストレック』には、さまざまな競合モデルも多くボディサイズが『コンパクトSUV』と『ミドルサイズSUV』の中間に位置する印象です。
新型『クロストレック』のボディサイズは、全長4480×全幅1800×全高1575mm。
全長は、ギリギリコンパクトSUVに入るかもしれませんが、全幅が広く室内はゆったりしています。
サイズ感としては、トヨタ『カローラクロス』やホンダ『ヴェゼル』と近いため、人気グレードの価格帯や燃費、ボディサイズなどの比較をしていきます。
クロストレック | カローラクロス | ヴェゼル | |
グレード | Limited | Z | e:HEV Z |
価格帯 | 306万円~328万円 | 299万円~319万円 | 288万円~310万円 |
ボディサイズ | 4480×1800×1575 | 4490×1825×1620 | 4330×1790×1590 |
燃費(WLTCモード) | 16.4km/L | 26.2km/L | 22.0km/L |
エンジン | ハイブリッド 2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER) | ハイブリッド 1.8L 直列4気筒DOHC (2ZR-FXE型) | ハイブリッド 1.5L 直列4気筒DOHCエンジン(LEC) |
トランスミッション | リニアトロニック | リダクション機構付きTHSII | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | FWD / AWD(常時全輪駆動) | 2WD / E-Four(4WD) | FF / 4WD |
排気量 | 2.0L | 1.8L | 1,496cc |
最高出力 | 107kW(145PS)/6000rpm | 72kW(98PS)/5200rpm | 78kW(106PS)/6,000-6,400rpm |
最大トルク | 188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm | 142N・m(14.5kgf・m)/3600rpm | 127kW(13.06PS)/4,500-5,000rpm |
ボディサイズは、クロストレックとカローラクロスはサイズ感が近い一方で、ヴェゼルは少し小さめに設定されています。
サイズ感で選ぶなら、ヴェゼルがオススメです。
また、新型『クロストレック』は燃費が悪く「16.4km/L」です。ハイブリッドモデルにもかかわらず燃費が悪いです。カローラクロスやヴェゼルは20km/Lを超える為お財布には優しい印象です。
経済的な観点から選ぶと、『カローラクロス』または『ヴェゼル』でしょう。
トヨタのカローラと言えば誰でも知っていて、初代カローラが登場してから50年以上全世界で愛されています。カローラと言えば昔はセダンというイメージですが、時代の流れに併せて「ステーションワゴン」「SUV」といったボディタイプも展開されて[…]
では、クロストレックは何故燃費が悪いのか解説していきます。
スバル新型『クロストレック』は何故燃費が悪いのか?
新型『クロストレック』は、WLTCモードにおける燃費が16.4km/Lと、現代の新型車としては必ずしも卓越した数値を示しているわけではありません。全車がハイブリッド(e-BOXER)を搭載しているものの、マイルドハイブリッドであるため、その燃費向上効果は限定的です。
国土交通省が発表する車の平均燃費、22.0㎞/Lと比較すると、クロストレックの数値はやや見劣りします。SNSのX(旧:Twitter)、Facebook、YouTubeなどで調査を行うと、燃費の不振について言及しているユーザーも散見され、”スバルだから仕方がない”という声も耳にすることがあります。
しかしながら、SUBARUの車が提供するものは、単なる燃費の良さだけでは計り知れません。四駆の走行性能と安全性に対する彼らの不変のこだわりは、そのブランドを独特な位置に留めています。燃費面での評価は高くはありませんが、四駆の走りと安全性においては、SUBARUは確固たる信頼をもって「一級品」と称されるのです。
走りを楽しむなら新型『クロストレック』が良いでしょう!
スバル新型『クロストレック』の安全性(アイサイト)は?
画像引用:SUBARU オフィシャルWebサイト
クロストレックは、運転者の視界性能を最大限に引き出すために、窓の支柱を細くするなどの工夫を取り入れています。全方位の死角が少なく、小さなお子様なども見えるため、さまざまなシーンを安心して運転できます。
アイサイトも搭載されており、3つのカメラ・レーダーで障害物を認識し、ブレーキ制御を自動で行い、衝突を回避します。
さらに、運転に必要な情報をわかりやすく伝えるメーターや、機能や設定などを直感的に操作できるセンターディスプレイなどを採用しています。これにより、運転に集中しながらいろいろな情報をインプットできます。
また、夜間のカーブ走行中には、ハンドル操作に連動してヘッドランプの光が進行方向を照らすステアリング連動ヘッドランプや、交差点を曲がる時に進行方向の斜め前を明るく照らすLEDコーナリングランプなども装備されています。
さらに、クロストレックは、シンメトリカルAWDを標準装備しており、クルマの基本パーツを左右対称・一直線に配置して、低重心と優れた重量バランスを実現しています。各タイヤへの力の配分を状況ごとに最適に制御するため、さまざまな道で安定して過ごせます。
スバル新型『クロストレック』の走行性能は?
画像引用:SUBARU オフィシャルWebサイト
クロストレックは、大学医学部と連携して開発したフロントシートを採用し、上半身の動きの土台となる骨盤を支える構造を採用しています。これにより、クルマが揺れても頭が揺れない新しいシートが、いつまでも疲れにくい快適な乗り心地となっています。
また、音から揺れを感じる人間の特性に着目して、ルーフ部分に振動を吸収して抑える接着剤を採用していることから、響く音を小さくし、素早く収めたことで、雑味のないすっきりとした乗り心地が実現されています。
さらに、走りと安全性能を高める「スバルグローバルプラットフォーム」に最新技術を取り入れ、応答性と安定性を磨き上げました。これにより、運転の愉しさと乗り心地の良さがさらに高まり、長時間のドライブでも、乗る人全員が快適に過ごせるでしょう!
クロストレックは、高速走行でもブレない安定した走りを実現するために、エアロダイナミクスを考慮した設計を採用しています。また、滑らかで上質感のある操作フィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングや、左右のタイヤを独立して動かすことでしっかりと衝撃を吸収できるダブルウィッシュボーン式のサスペンションシステムなども採用しています。
これらの特性により、クロストレックは街中からロングドライブまで、すっきりと軽快に運転できます。
スバル新型『クロストレック』の特徴や装備について
画像引用:SUBARU オフィシャルWebサイト
クロストレックは、デザインにもこだわった快適な室内空間と多機能性を兼ね備えた車です。コンパクトなボディの中に、ゆとりのある室内空間と大容量のカーゴルームがあります。前後席ともに乗員同士の間に余裕をもたせ、後席の足元にもゆったりとくつろげる広さを確保しています。また、細やかな収納スペースや乗り降りのしやすさなどと合わせて、乗るたびに居心地の良さを感じられます。
便利な装備
クロストレックには、スマートフォンのアプリも使える11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムが装備されています。また、ピンポイントで位置を設定できるナビの機能やいろいろなデバイスを充電できる前席USB電源(2ヶ)&後席USB電源(2ヶ)、置くだけで充電できるワイヤレスチャージャー、手と目を離さず操作できる音声認識機能なども装備されています。
室内の開放感を高める装備
さらに、室内の開放感を高めるサンルーフ(電動チルト&スライド式)も装備されています。オーバーヘッドコンソールのスイッチで、後端部の上下(チルト)と前後スライドの操作を行えます。光と風による気持ちいい開放感を味わったり、走行中の空気の入れ替えにも便利です。
これらの機能と装備により、クロストレックは多様なライフスタイルに対応し快適なドライブが楽しめます。
スバル新型『クロストレック』のスペックについて
【主要諸元】
項目 | グレード名 | ツーリング FF | ツーリング 4WD | リミテッド FF | リミテッド 4WD |
---|---|---|---|---|---|
基本情報 | 新車価格 | 266万2000円 | 288万2000円 | 306万9000円 | 328万9000円 |
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD | |
動力分類 | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | |
トランスミッション | CVT | CVT | CVT | CVT | |
乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 | |
WLTCモード燃費 | 16.4 | 15.8 | 16.4 | 15.8 | |
最小回転半径 | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | |
エンジン | 形式 | 水平対向4気筒DOHC | |||
排気量 | 1995cc | ||||
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 107[145]/6000 | ||||
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 188[19.2]/4000 | ||||
過給機 | なし | ||||
モーター | 最高出力 (kW[PS]) | 10[13.6] | |||
最高トルク (N・m[kgf・m]) | 65[6.6] | ||||
寸法・重量 | 全長 | 4480mm | |||
全幅 | 1800mm | ||||
全高 | 1575mm | ||||
ホイールベース | 2670mm | ||||
車両重量 | 1540kg | 1590kg | 1560kg | 1610kg | |
タイヤ | 前輪サイズ | 225/60R17 | 225/60R17 | 225/55R18 | 225/55R18 |
後輪サイズ | 225/60R17 | 225/60R17 | 225/55R18 | 225/55R18 |
スバル新型『クロストレック』のまとめ
インプレッサも新型が登場しており、2023年冬頃にはレヴォーグアウトバックスポーツの発売も控えており、ラインナップも充実しています。
是非関連記事もご覧いただき、検討材料にしていただけると嬉しい限りです。
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新型クロストレックは、その試乗したかたならわかるように、優れた走行性能と快適な乗り心地を提供します。デザイン面では、スタイリッシュでありながらも機能性を兼ね備え、都市部からアウトドアまで幅広いシーンで活躍します。
ナビゲーションシステムは最新のテクノロジーを駆使し、詳細な地図情報と連動したナビゲーションが目的地までのルートを的確に案内します。また、カメラを活用した安全性能も高く評価されており、前方や後方、さらには車両の側面までをカバーするカメラシステムは、運転の安全性を大幅に向上させます。
自動車としての基本性能だけでなく、カタログに記載されているような豊富なアクセサリーやオプションも魅力の一つです。また、ランキングでも常に上位に位置するなど、その性能と人気は確かなものです!
新車購入の裏ワザ:あなたの愛車、本当の価値はいくら?
新車購入の際、多くの方が値引き交渉を重要視します。
しかし、現実的には新型モデルの値引きは0円~10万円と、期待ほどの効果は見込めません。では、どうすれば新車をお得に手に入れることができるのでしょうか?
中古車販売・買取り業者を経験の基に解説していきます。
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重要なのは「今乗っている車の価値」
新車購入の際、今お乗りの車をどうするかがポイントです。下取りや中古車買取り業者への売却が考えられますが、ここで一つのアドバイス:「下取り」は避け、一括査定を利用しましょう。
なぜ下取りは避けるべきなのか?
下取りは新車購入と同時に古い車をディーラーが引き取るサービスです。手軽ですが、買取りと比較して査定額が低くなる傾向があります。その理由は、将来の相場を予測し、安全マージンを含めた価格設定がされるからです。
一方で、「買取り」は、中古車買取専門店が現在の相場で車を買い取るもの。多少手間はかかりますが、下取りよりも高額な査定が期待できます。
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