トヨタのタイ法人「Toyota Motor Thailand」は2023年10月5日に、新型コンパクトSUV「ヤリスクロス」を発表しました。この新型「ヤリスクロス」は、同年の5月15日にインドネシア法人、8月28日に台湾法人からも発表されています。
外観は「RAV4」に似ていて、「小さいRAV4」と表現しても過言ではないでしょう。
日本では2024年1月頃の発売が予想されており、当ブログではこれまで最新情報やボディサイズの比較記事をお届けしてきました。新型「ヤリスクロス」はボディサイズが大きくなるため、多くのユーザーが燃費について懸念しているかもしれません。
「燃料油価格激変緩和補助金」の延長が予想されますが、ガソリン価格が劇的に下がるわけではありません。
この記事では、「ヤリスクロス」の燃費に関する情報と、競合モデルとの比較を紹介します。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
日本導入予定の新型『ヤリスクロス』の燃費
競合モデルとの燃費比較
車関係の仕事には約6～7年ほど在籍しており買取から販売の多数の経験を活かし、車関係の情報を発信し現在300記事ほど執筆しています。
発売日や価格、ボディサイズに関しては以下の記事をご参考にしてください。
2023年5月15日トヨタのインドネシア法人が新型SUV『ヤリスクロス』を発表し、同年8月28日台湾法人も新型SUV『ヤリスクロス』を発表しました。日本市場でも2024年1月17日にマイナーチェンジが実施され、新型ヤリスクロスが登場[…]
2023年5月15日、トヨタのインドネシア法人が新しいSUV、『ヤリスクロス』を披露。その後、8月28日には台湾支社も同モデルの発表を行いました。この新型『ヤリスクロス』は、日本市場での現行モデルとはサイズが異なる設計となっており、[…]
この記事の目次
トヨタの新型コンパクトSUV『ヤリスクロス』の燃費は？
画像引用：トヨタ自動車WEBサイト
ハイブリッドモデル 26.3km/l
トヨタの新型コンパクトSUV「ヤリスクロス」の燃費に関する公式情報はまだ発表されていませんが、海外モデルのカタログを参考にすると、ガソリンモデルは17.5km/l、ハイブリッドモデルは26.3km/lとされています。日本での発売時にエンジン仕様が変更されなければ、これらの数値が参考になるでしょう。
駆動方式やグレードによって燃費が異なるため、トヨタからの正式な情報を待ちましょう。
インドネシアで発売された「ヤリスクロス」では、ガソリンモデルに「2NR-VE」エンジン、ハイブリッドモデルに「2NR-VEX」エンジンが搭載されています。タイモデルでも、これらのエンジンが搭載されていることが確認されています。これらのエンジンは日本国内ではあまり見られませんが、ダイハツ「グランマックス」、トヨタ「タウンエース バン」、マツダ「ボンゴ」などの商用車に使用されています。
新型「ヤリスクロス」のHEVモデルでは、1.5L直列3気筒エンジン（91ps/12.2kgm）と、出力が向上したモーター（80ps/14.4kgm）が組み合わされています。さらに、新しい駆動用リチウムイオンバッテリーが採用され、システム出力が約15％向上（116psから133ps）しています。これにより、HEV仕様のZグレード（2WD）の燃費は、WLTCモードで最大30km/L台を見込んでいます。
現行モデルと新型モデルの燃費を比較した表を掲載します。
ぜひ参考にしてください。
| 現行モデル | 新型モデル | |
|---|---|---|
| ガソリン | 17.6～20.2km/l | 17.5km/l |
| ハイブリッド | 25～30.8km/l | 26.3km/l |
※現行モデルはWLTCモードでの数値となります。
WLTCモードとは、国際的な燃費測定方法で、「市街地」、「郊外」、「高速道路」の各走行モードを平均的な使用時間分配で組み合わせたものです。
トヨタの新型コンパクトSUV『ヤリスクロス』と国内競合モデルとの燃費比較
トヨタの新型コンパクトSUV『ヤリスクロス』の燃費もお分かりいただけたところで、国内の競合モデルとの燃費比較をしていきましょう。
ガソリンモデルとハイブリッドの最低数値の燃費と最高数値の燃費を掲載しています。
新型『ヤリスクロス』については、詳細が分かっておりませんので目安として掲載します。
| 車種名 | 燃費※WLTCモード |
|---|---|
| トヨタ「ヤリス クロス」 | 17.6～30.8 km/L |
| 新型トヨタ「ヤリス クロス」 | 17.5～26.3km/L |
| トヨタ「C-HR」 | 15.4～25.8 km/L |
| レクサス「UX」 | 16.4km～22.8 km/L |
| トヨタ「ハリアー」 | 14.7~22.3 km/L |
| トヨタ「RAV4」 | 15.2～22.2 km/L |
| ニッサン「キックス」 | 19.2~23 km/L |
| ホンダ「ヴェゼル」 | 17.6～27.0km |
| マツダ「CX-3」 | 15.7～23.2 km/L |
| トヨタ「ライズ」 ダイハツ「ロッキー」 | 13.8～22.5 km/L |
新型ヤリスクロスの燃費は、競合モデルと比較しても特別優れているわけではなく、一般的なコンパクトSUVの燃費範囲内でのパフォーマンスと言えます。提示された燃費数値は日本国内の道路条件での計測値ではないため、これはあくまで参考値と考えるべきです。
一見、現行型ヤリスクロスに比べて燃費が劣るように感じるかもしれませんが、新型モデルは室内空間や外観のデザインが向上しています。もし燃費が最優先の考慮点であれば、現行型ヤリスクロスの購入をお勧めします！
トヨタの新型コンパクトSUV『ヤリスクロス』エンジンスペック
トヨタ新型「ヤリスクロス」に搭載されるエンジンは、ガソリンモデルに「2NR-VE」エンジン、ハイブリッドモデルに「2NR-VEX」エンジンが搭載されています。
エンジンの各スペック値をご紹介します。
「2NR-VE」エンジン（ガソリンモデル）
| エンジン | 直列4気筒 |
| 排気量(cc) | 1,496 |
| 最高出力(PS/rpm) | 97/6000 |
| 最大トルク(Nm/rpm) | 13.7/4400 |
「2NR-VEX」エンジン（ハイブリッドモデル）
| エンジン | 直列4気筒+モーター |
| 排気量(cc) | 1,496 |
| 最高出力(PS/rpm) | 91/5,500 |
| 最大トルク(Nm/rpm) | 121 / 4,000~4,800 |
発売日や価格、ボディサイズに関しては以下の記事をご参考にしてください。
2023年5月15日トヨタのインドネシア法人が新型SUV『ヤリスクロス』を発表し、同年8月28日台湾法人も新型SUV『ヤリスクロス』を発表しました。日本市場でも2024年1月17日にマイナーチェンジが実施され、新型ヤリスクロスが登場[…]
2023年5月15日、トヨタのインドネシア法人が新しいSUV、『ヤリスクロス』を披露。その後、8月28日には台湾支社も同モデルの発表を行いました。この新型『ヤリスクロス』は、日本市場での現行モデルとはサイズが異なる設計となっており、[…]
また、半導体の影響により新型モデルは値引きとても渋く、値引き額『０円』から『10万円』ほどのモデルが多く見受けられます。
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新車購入の裏ワザ：あなたの愛車、本当の価値はいくら？
新車購入の際、多くの方が値引き交渉を重要視します。
しかし、現実的には新型モデルの値引きは0円～10万円と、期待ほどの効果は見込めません。では、どうすれば新車をお得に手に入れることができるのでしょうか？
中古車販売・買取り業者を経験の基に解説していきます。
- 中古車業界出身
- 元車の査定士(1000万クラスの買取実績)
- 大手タイヤメーカー出身
- タイヤと用品に精通
- 車のDIY好き
車関係の仕事には約6～7年ほど在籍しており買取から販売の多数の経験を活かし、車関係の情報を発信し現在300記事ほど執筆しています。
重要なのは「今乗っている車の価値」
新車購入の際、今お乗りの車をどうするかがポイントです。下取りや中古車買取り業者への売却が考えられますが、ここで一つのアドバイス：「下取り」は避け、一括査定を利用しましょう。
なぜ下取りは避けるべきなのか？
下取りは新車購入と同時に古い車をディーラーが引き取るサービスです。手軽ですが、買取りと比較して査定額が低くなる傾向があります。その理由は、将来の相場を予測し、安全マージンを含めた価格設定がされるからです。
一方で、「買取り」は、中古車買取専門店が現在の相場で車を買い取るもの。多少手間はかかりますが、下取りよりも高額な査定が期待できます。
中古車一括査定サイトの活用
時間と労力を考えると、複数の買取専門店に一度に査定依頼できる「中古車一括査定サイト」がおすすめです。特に現在は新車の納期遅延が相次ぎ、中古車への需要が高まっています。このチャンスを活かし、高値での売却を目指しましょう。
よくある疑問にお答えします
地元の中古車買取業者を訪れるのも一つの方法ですが、一括査定サイトを利用すれば、同時に複数の業者から査定額を知ることができ、最高額での売却が可能です。
下取りで30万だった車が、一括査定では60万～80万で売却できることもあります。
それでは、オススメの一括査定サイトを一覧でご紹介いたします。
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| 管理人レビュー |
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