ホンダ ステップワゴンの『わくわくゲート』をご存じでしょうか。
2015年4月より発売されたホンダ ステップワゴンに標準装備されていた『わくわくゲート』。
大きな縦開きのテールゲートに、横開きのサブドアが設けられており今までにないくらい便利な装備でした。
依存症になるくらいとても便利な機能です。
デザイン面においてはとても賛否両論ありますが、使っていれば分かる便利さ。
2022年3月初めに売却してしまった『H28年式 HONDA ステップワゴン アドバンスパッケージβ 型式RP3』にももちろん装備されていました。
現在は30系後期のアルファードを所有していますが、やはり運転する楽しさと利便性を考慮すると個人的にはステップワゴンが勝っています。
ミニバンの2列目を占領している子供たちからすれば、アルファードのオットマンが最高というご意見もいただいております。アルファードは運転する楽しさよりも、乗車する方の快適性が抜群なのでファミリーカーとしては最高です!
今回は、旧型のホンダステップワゴン(2015年モデル)の魅力をご紹介します!
【YouTubeに投稿しているステップワゴン動画】
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先代RPステップワゴン(2015年モデル)の中古相場
2022年に販売が終了した先代ステップワゴンの中古相場はどうなっているのか調査してみたところ、
前期モデルのスパーダガソリンモデルは、100万円~200万円程で程度の良いものが買えそうです。
後期モデルは人気があり200万円~330万円ほど、特別仕様車の「モデューロX」は350万円~400万円ほどで購入が可能ですね。
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先代RPステップワゴン(2015年モデル)の魅力
2015年4月より発売された先代 ステップワゴンの魅力は個人的は以下の通り。
- 1.5Lダウンサイジングターボ(自動車税が安い)
- 足回りが硬いため、スポーツ走行が可能(硬すぎて跳ねます)
- 3列目シートが床下格納によりスッキリ!!
- 『わくわくゲート』の利便性の高さ
- ホンダセンシングが標準装備
5年ほど所有していましたが、メリットはかなり多めで当時300万円で新車購入しました。ライバル車のトヨタノア、ヴォクシー、日産セレナと乗り比べましたが、個人的にはステップワゴンでした。
セレナのセンタコンソールが移動できたり、シートアレンジの豊富さリアハッチの窓が開閉できるというのはかなり魅力的ではありましたね!
小さい子供がいるとそういった装備が魅力的に感じます。
1.5Lダウンサイジングターボ(自動車税が安い)
同クラスのミニバンは2.0Lのエンジンが搭載されていましたが、ステップワゴンは1.5Lのターボエンジン。
メリットとして2点ほどあり、ターボエンジンが搭載されていることによりエンジンの回転数が低回転化するのでエンジン音が清音化されます。
パワー感としては2.5Lクラスのエンジンが搭載されているような体感でした。当時オデッセイに乗っていた知人いわくオデッセイと変わらないとおっしゃっていました。
また、自動車税が1.5Lなので36,000円で済むというのがメリットです。室内がとても静かで3列目に座っている家族と普通に話すことができます。
- エンジン型式・排気量 直列4気筒・1,496cc直噴ターボ
- 最高出力 110kW[150PS]/5,500rpm
- 最大トルク 203N・m [20.7kgf・m]/1,600-5,000rpm
- JC08モード燃費 15.0~17.0km/L
足回りが硬いため、スポーツ走行が可能(硬すぎて跳ねます)
ホンダ車の特徴として好評なのが、車の低重心化。
ステップワゴンも低重心されており優れた走行性能と、コーナーや高速走行時のふらつきが少なく操縦安定性を兼ね備えています。
デメリットとしては、足回りのサスペンションが硬めにできているので、道路のうねりがひどい場合車体の揺れが落ち着くまでに少し時間かかる印象です。
低重心化により、小さい子供やご年配の方の乗り降りは他のミニバンと比べるととても楽です。
3列目シートが床下格納によりスッキリ!!
同サイズミニバンの多くは、3列目シートが左右への跳ね上げ式となっており、女性でも苦労する方もいらっしゃるようです。
2023年モデルのミニバン新型ノア、ヴォクシー、セレナなどは跳ね上げ式でも大分改善されているようですね。
一方ステップワゴンはというと、シートについているフックを引っ張るだけで床下に格納されます。フックを引っ張るだけで後は勝手に収納されるので、女性でもかなり簡単にしまう事が可能です。これは新型ステップワゴンでも同様の床下収納となっています。
また、わくわくゲートからの乗降もできるようになります。イメージとしては台所の勝手口のような印象ですね。
ホンダセンシングが標準装備
ステップワゴンには、対象の位置や速度を『ミリ波レーダー』と、対象の大きさや形を認識に優れている単眼カメラを融合した、高精度の検知機能『Honda SENSING(ホンダセンシング)』が標準装備となっております。
ホンダ センシングの8つの先進機能 役割
- 「衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)」
- 「路外逸脱抑制機能」
- 「歩行者事故低減ステアリング」
- 「車線維持支援システム(LKAS)」
- 「渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)」
- 「標識認識機能」
- 「誤発進抑制機能」
- 「先行車発進お知らせ機能」
パワートレインはガソリンとハイブリッド
日本であまりハイブリッドモデルが売れない理由が2つありそれが『価格』と『リセールバリューの悪さ』です。
ハイブリッドモデルの燃費が優秀なので誰でも承知の事かと思いますが、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの価格差は安くても30万円~50万円前後。
先代ステップワゴンだと最も安いハイブリッドモデルは、スパーダ ハイブリッド Bで330万円程。ガソリンモデルだと285万円程でその価格差約50万円以上となっています。
高いモデルを選択すると、70万円以上割高となるため、スパーダのハイブリッドモデルはあまり人気がなかったようです。
エンジンで選ぶ際は、高性能なハイブリッド走行性能が楽しみたいという方は、スパーダハイブリッド。コストパフォーマンスに優れたモデルを選びたいならターボモデルという選択方法が良いかと思います。
まとめ
ステップワゴンに乗っていたころに、現行型のステップワゴンの先行予約ができるという話をディーラーからいただきましたが、『わくわくゲート』が廃止されてしまいました。という一言を聞いた瞬間、新型ステップワゴンの購入はあきらめました。
2015年モデルのステップワゴンに乗っていた方々の多くは、わくわくゲートがないなら新型は買わないというユーザーがかなりいるそうで、利便性の良さから手放す事ができないらしい。
通常のハッチバックだと後ろ側にかなりスペースが必要ですが、わくわくゲートは30㎝もスペースがあれば、物の出し入れが容易です!
アルファードの場合、買い物袋を荷室に入れたくてもハッチバックを開けるスペースもあまりないですし、開けれたとしてもしゃがみ込んで、わずかなスペースから入れるしかないので、かなり苦労しています。
今回アルファードを売却することとなり、今回ご紹介したステップワゴンに乗りたくなったので改めて記事にさせていただきました。
ファミリーカーとしては抜群の利便性を誇るステップワゴン。
リアゲートのデザインを気にしない方であれば、手放せない一台と言えます。