車のDIYでパーツを両面テープで接着する際、接地面の表面に付着している脂分を落とし「脱脂」しなければしっかりと固定できません。
そんな時に必須なアイテムが『SOFT99 シリコンオフ』。
パーツを接着するほかにも活用されており、塗装をする前に脂分を取り除くにもとても便利です!シリコンオフを施工した後だと塗装のノリがとてもよくなりしっかりと定着してくれます。
そもそも脱脂をしない場合どうなるのかというと、両面テープの場合はテープ面に油分が付着してしまいしっかりと固定できずすぐにはがれてしまいます。塗装の場合は、表面の油分が塗料をはじいてしまい綺麗に塗装することができません。
しっかりと脱脂をすることで満足が行く車のDIYが可能となります!
しかい、常に「シリコンオフ」が手元にあるわけではないと思います。今回はそんなシリコンオフが手元にない場合、どういったグッズが代用品として扱えるのがご紹介します!!
この記事を読むと、シリコンオフの効果や代用品などがわかるようになります。
・車のDIYが好きな方
・脱脂剤をお探しの方
・車のDIY以外の脱脂をしたい方
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シリコンオフとは?
シリコンオフとは、「ガラコ」で有名なSOFT99から発売している脱脂剤です。
対象面にスプレーし拭き上げる事で、目には見えない油分や汚れが除去できるようになります。
主に塗装面や接着面にスプレーし拭き上げる使い方となります。
シリコンオフに用いられている、有機溶剤で油分を溶かして綺麗にすることができ両面テープや塗料の接着効果が高くなります。
シリコンオフを使用する際の注意点
次はシリコンオフを使用する際の注意点をご紹介します。
非常に活躍できるアイテムではありますが、間違った使い方をしてしまうと危険があるので注意が必要です。
シリコンオフに用いられている「有機溶剤」は人体にとって危険ですので取扱は注意してください。
シリコンオフを使用する際は次の2点を特に注意しましょう。
- 火気厳禁
- 室内での利用
火気厳禁
シリコンオフは有機溶剤として利用されることが多いです。引火性が非常に高い特徴があり火の気があると一気に引火してしまうので注意しましょう。
また、揮発性がとても強く空気中に充満している可能性もあります。
シリコンオフを使用して作業する際は、火の気がないか必ず確認して使用するようにしましょう。
室内での利用
シリコンオフを使用する際は、室内での利用は控えた方が良いです。揮発性が高く室内だと空気中に充満してしまい引火の恐れがあるためです。
また、揮発し上記になった状態のものを吸引してしまうと、人体にとっては有害となります。室内での利用の際は、火の気がないか、換気がされているか等を確認しましょう。
マスクもしていると安心かと思われます。
シリコンオフの代用品について
シリコンオフの紹介と注意点をご紹介させていただき、ここらはシリコンオフの代用品として利用できるアイテム(グッズ)をご紹介。
主なアイテムは次の通りです。
- パーツクリーナー
- エタノール
- シンナー
- 除光液
- 食器用洗剤
パーツクリーナー
1つ目の代用品として代表的なのが「パーツクリーナー」。自動車の部品(パーツ)を洗浄するために利用されることがおおく、脱脂もしっかりと行えます。また、ホームセンターでも安価で手に入るので、手に入れやすいアイテムと言えます。
シリコンオフとパーツクリーナーは効果は似たものとなりますが、使用する用途が異なります。
シリコンオフ:塗装面の脱脂や洗浄、樹脂パーツの脱脂等
パーツクリーナー:金属部品の脱脂と洗浄等
エタノール
2つ目はエタノール。パーツクリーナーや他の代用品と比べると匂い自体あまり気にならないのが特徴です。比較的に安全で脱脂効果も十分なアイテムです。
市販されているエタノールは濃度が低めのものが多いので脱脂効果としては余り高くはありません。
シンナー
3つ目はシンナーです。シンナーはラッカー薄め液とも呼ばれる事が多くホームセンターで手に手に入ります、シリコンオフの代用品として利用したい場合は、ペイントタイプがおすすめです。
ペイントタイプのシンナー液は、油性の塗料の洗浄にも使用されており、シリコンオフの代用品としては十分な効果が得られます。
除光液
4つ目は除光液です。マニュキュアを落とす際によく用いられている化粧品の一種。シンナーのような匂いがありますが、脱脂効果は非常に高いです。一般的に売られている除光液で十分に効果を得られます。
プラスチック素材に使用してしまうと表面が溶けてしまったり、塗装をしない場所に塗ってしまうと塗装面が溶けてしまう場合もあります。
食器用洗剤
最後は食器用洗剤。食器用洗剤の成分には、アルカリ性と中性洗剤があり、中性洗剤だと素材を痛めないのでオススメです。私が使用しているのは「キュキュット」が多いです。
食器用洗剤を使用する場合は、食器を洗う感じでスポンジで泡立てて洗えばシリコンオフの代用品として利用できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。シリコンオフの代用品として、パーツクリーナーやエタノールなど以外なものがあったかと思います。
どれもシリコンオフの代用品として使用することができますが、どのアイテムも使用対象の素材に応じて使い分けたり、作業する環境に気を付けなければなりません。
シリコンオフを使用する際も代用品を使用する際も、それぞれの特性や安全性を確認していただき、用途に合ったものをご使用ください。