1997年にデビューして以来、都市型プレミアムSUVの先駆者として人気を集め、日本のSUV市場を世界に広めたトヨタのハリアー。
発売から現在に至るまで、高級モデルでありながらも国内トップクラスの販売台数を維持しています。
ハリアーは新車市場だけでなく、中古車市場でも高い需要を誇りますが、新型80系ハリアーのリセールバリューが悪いという噂もあります。
当ブログの読者からは、
新車購入後5年後はどうなんでしょうか?
5年後に売るとしたら高く売却できるタイミングはありますか?
というお問い合わせを頂くことから、当記事では中古車査定の経験や知識を活かし、新型80系ハリアーのリセールは悪いのか、売るタイミングや5年後の予想を解説していきます。
当記事をご覧になっているという事は、ハリアーの売却を検討している方はもちろん、乗り換えを検討しているということでしょう。
最後までお読みいただければハリアーを最高額で売却する方法が分かりますので、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
トヨタ『ハリアー』リセールバリューについて
トヨタ『ハリアー』の売るタイミング
トヨタ『ハリアー』のリセールの良い装備やオプションについて
車関係の仕事には約6~7年ほど在籍しており買取から販売の多数の経験を活かし、車関係の情報を発信し現在300記事ほど執筆しています。
この記事の目次
結論:新型80系ハリアーのリセールは悪いのか?
5年後でも70%前後
トヨタのハリアーは、クロスオーバーSUVとしての高い性能と高級感を兼ね備え、国内外で高い人気を誇っています。この人気が、ハリアーのリセールバリューを高く保つ要因となっています。
ハリアーの残価率、つまり新車購入から3年後の価格比率は、驚異的な70~80%に達しています。一般的に残価率が60%を超えると優秀とされる中、ハリアーのこの数値はその人気の高さを物語っています。
また、昨今は世界的な半導体不足の影響により新車の供給が遅れ、納車までの期間が長期化されています。新車の納期が遅いため、中古車を購入する方が増えており中古車市場の需要はとても高騰しており、今までの残価率をはるかに超えてくるモデルも存在します。
ハリアーもそのモデルの1つです。
ハリアーのリセールが高い理由
では、なぜハリアーのリセールバリューがこれほど高いのでしょうか?
- 機能性とブランド力の高さ: ハリアーはクロスオーバーSUVの普及に大きく貢献した車種であり、そのブランド力は非常に高いです。また、高い機能性を持ち、「高級SUV」としての位置づけが、中古市場でも需要を生んでいます。
- 国内外でSUVの人気: 現在、世界中でSUVが大人気です。特に高級SUVの代表格であるハリアーは、日本だけでなく世界的にも人気があり、高価格で取引されています。
- 日本限定販売: ハリアーは現在、日本国内でのみ販売されています。この希少性が、海外市場での争奪戦を引き起こし、中古車であっても価値が下がりにくい状況を作り出しています。
これらの要因が組み合わさり、ハリアーは中古車市場でも高いリセールバリューを維持しているのです。ハリアーの売却を検討している方や、購入を考えている方にとって、これらの情報は大変参考になるでしょう。
リセールが高いグレードは?
現在販売されている80系ハリアーのリセールが高いグレードをご紹介します。
リセールが高い傾向があるグレードは、『G』および『Z』となります。
これからハリアーの購入を検討している場合、リセール率を考慮すると、上位グレードの『Z』の方が需要も高く値べりも少ないため、予算的に余裕がある場合は『Z』グレードをオススメします。
リセールが高い仕様や装備とオプションは?
リセールが高い仕様や装備とオプションについてご紹介します。
- 駆動は2WD
- 色はホワイトパール(白系)、次にプレシャスブラックパール(黒系)
- オプションや装備は調光パノラマルーフ(サンルーフ)
- パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+BSM
- パノラミックビューモニター
リセールが高い仕様や装備については、別記事で解説する予定です。
リセールが高いエンジンは?
80系ハリアーでは、ガソリンモデル、ハイブリッドモデル、PHEVモデルが展開されており日本市場においては『ガソリンモデル』が人気でリセールが高い傾向です。
かりにハイブリッドモデルを購入した場合は、3万キロ未満で売却することをオススメします。
日本市場では、5万キロ以上のハイブリッドモデルは、バッテリー交換の高い修理費が頭をよぎるため、中古車の需要低い傾向があります。
リセールを考慮する場合は、ガソリンモデル。
リセールを考慮せず、短期間で長距離を運転される方はハイブリッドモデルが非常にオススメです。
PHEVモデルに関しては、まだまだ発展途上の状況ですのでリセールはあまり良くないです。PHEVモデルのリセールに関してはページ下部で詳細を解説しています。
年式 | ガソリンモデル | ハイブリッドモデル |
1年未満落ち | 90%~100% | 90%~98% |
3年未満落ち | 80%~90% | 85%~95% |
5年未満落ち | 60%~80% | 60%~70% |
7年未満落ち | 40%~60% | 50% |
10年落ち | 30% | 20% |
新型80系ハリアーの今後のリセールは?
ハリアーが保持する高い再販価値は、国内市場の需要だけでなく、マレーシアをはじめとする海外市場からの強い需要によってもたらされていました。
特に、60系ハリアーの初期モデルは、マレーシア市場での需要が高く、新車購入後1年以内の買取価格が新車価格を上回るという異例の現象が見られました。これは、アルファードなど他のモデルでも類似の事例がありましたが、マレーシアでトヨタがハリアーの新車販売を始めると、この状況は落ち着きを見せ、60系ハリアーの後期モデルからは、1年使用した車の再販価値が新車価格を超えることはなくなりました。
現在、ハリアーの1年落ち、2年落ちの車両の再販価値の高さは、新車の納期遅れに大きく影響されていると考えられます。
ディーラーは、納期が短縮されれば、買取相場も安定するとの見解を示しています。そのため、再販価値の低下は避けられないと予想されますが、納期が短縮される見込みは当面なさそうです。
値引きの増加は懸念される点ではありますが、納期が通常に戻ることで中古車価格に影響が出る可能性もあります。
しかし、現在のハリアーの人気を考えれば、これが原因での再販価値の大幅な悪化はそう簡単には起こらないと思われます。
新型80系ハリアー以外はリセールバリューが悪い?
新型80系ハリアー以外のリセールバリューが悪いのか、市場を確認してみました。
ターボモデルはリセールが悪い
一般的に、ハリアーは再販価値が高い車として知られていますが、その中でもターボモデルに関しては再販価値が低いという見方もあるようです。
ターボモデルは非ターボ版に比べて車両の価格が高めであり、ハイオク燃料を必要とするため燃料費も高くなりがちです。
さらに、ハリアーは海外市場でも需要が高い車種ですが、ターボモデルに関してはその需要が低い傾向にあるとされています。
一般に、海外での需要が高い車種は再販価値が上がることが多いため、ターボモデルは非ターボモデルに比べて再販価値が劣る可能性があります。
ただし、ハリアーターボは現行の第4世代ハリアーラインナップからは姿を消しています。
将来的にマイナーチェンジを通じてターボモデルが再登場する可能性もあるため、この情報は参考までに留めておくと良いでしょう。
リセールバリューとは?
リセールバリューとは、車を購入後に売却する際の再販価格を指し、通常は購入から3年後や5年後の売却価格を基準に評価されます。
中古車市場では、株式市場と同様に、需要と供給のバランスによって車の価値が決定されます。
そのため、中古車市場での需要が高く、流通台数が少ない車種は、リセールバリューが高いとされます。
中古車買取業界では、一般的な国産車の買取価格は、新車購入後3年間で走行距離が約3万キロメートルの場合、新車価格の40~55%程度とされています。
この基準を超える価格で売却できる車は、リセールバリューが高いと評価されます。
この情報は、車の売却を検討している方にとって重要な指標となり、車選びの際にも参考になるでしょう。
ハリアーの売却するタイミングは?
走行距離5,000km未満、20,000km未満、50,000km未満
年式は1年落ち未満、3年落ち未満、5年落ち未満
トヨタ『ハリアー』は、5年落ちを経過した車両でも高いリセールを誇り、一般的には40%の残価率に対して、状態によっては70%を超える場合があります。
しかし、売却するタイミングを間違えてしまった場合、数十万円買取価格が下がってしまう場合があるため、しっかりと見定める必要があります。
売却するタイミングは次の通りです。
- フルモデルチェンジ前
- マイナーチェンジ前
- 以下の年数・走行距離の買取ランク表を参考
買取査定ランク | 年式 | 走行距離 |
SS(残価率90%から100%) 80系 | 1年未満落ち | 3.000km未満 |
5,000km未満 | ||
10.000km未満 | ||
S(残価率70%から80%) 80系・60系後期 | 3年未満落ち | 20.000km未満 |
A(残価率50%から70%) 60系後期 | 5年未満落ち | 50,000km未満 |
B(残価率30%から50%) 60系前期 | 7年未満落ち | 70,000km未満 |
C(残価率20%から30%) 30系後期 | 10年未満落ち | 100,000km未満 |
D(残価率10%から20%) 30系前期・後期 | 10年以上落ち | 100,000km以上 |
売却のタイミングとしてベストなのが、マイナーチェンジ・フルモデルチェンジ前、走行距離が5,000km未満、20,000km未満、50,000km未満
、年式は1年落ち未満、3年落ち未満、5年落ち未満となります。
未満というのがとても大事で、提示した走行距離や年式が1km、1日でも過ぎてしまうとリセールは悪くなってしまいますので注意しましょう。
ハリアー PHEV のリセールについて
2022年10月に追加されたハリアーのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルについて、そのリセールバリューを予測してみましょう。
まだ具体的なリセールバリューのデータは出ていませんが、過去の実績を踏まえて考察することは可能です。
ハリアーPHEVのリセールバリューはやや低めと予想されます。 その主な理由は、PHEV市場がまだ発展途上にあるためです。
PHEVはガソリン車や従来のハイブリッド車と比較して、品質や信頼性の面で劣ると見なされがちで、その結果、中古市場での需要も限られています。
しかし、ハリアーPHEVは優れた燃費性能と長い電気自動車としての走行距離を持っており、環境に配慮しつつ経済的な運転を求めるユーザーからの関心は高いと言えます。
このため、リセールバリューは一般的な車種に比べれば高めに保たれると予想されますが、ガソリン車や従来のハイブリッド車に比べるとやや劣る可能性があります。
結論として、ハリアーPHEVは比較的高いリセールバリューを持つ可能性がありますが、ガソリンやハイブリッドモデルと比較してやや低めの買取価格となるのがが予想されます。
ハリアーPHEVの購入や売却を検討している方は、この点を考慮に入れておくと良いでしょう。
ハリアーを高く売却するコツとは?
ハリアーの売却を検討している場合、最大限の価値を引き出すため、元査定士の経験と知識のもとにいくつかの重要なポイントをお伝えします。
この重要ポイントは押さえておくことが大切です。
以下の戦略を実行することで、ハリアーの査定価格を最大化することが可能です。
- 洗車をして清潔に保つ: 車の外装と内装をきれいに洗浄することは、査定価格に大きな影響を与えます。清潔な車はより良い印象を与え、査定額を高める可能性があります。
- フルモデルチェンジ前に売却する: 新しいモデルが発表されると、旧モデルの価値は急速に下落します。モデルチェンジの情報を常にチェックし、新モデル発表前に売却することで、より高い価格で売却することができます。
- 下取りよりも買取を選ぶ: ディーラーの下取りよりも、専門の査定会社による買取の方が、一般的に高額な査定が期待できます。10万円以上の価格差が出ることも珍しくありません。
- 複数の査定会社に依頼する: 査定額は販売店によって異なるため、複数の査定会社に依頼し、最も高い査定額を提示した店舗で売却するのが賢明です。
これらの戦略を実行することで、ハリアーの売却価格を最大限に引き上げることができます。車の売却は大きな取引ですので、慎重に進めていくことが重要です。
それでは、最後にハリアーの売却価格を最大限に引き上げるサービスについてご紹介します。
ハリアーを売却するためのおすすめサービスについて
ハリアーのリセールバリューや売却時期などのお話をしてきましたが、ではどういったサービスを利用すれば高額で売却できるかご紹介します。
おそらくこの記事をご覧になっているということは、新型モデルが欲しいけど今乗っているハリアーが高く売れるのか不安なのかと思います。
ご紹介するサービスを利用することにより、新車を購入できるチャンスが訪れるかもしれません。
昨今の半導体不足の影響や物流コストの影響により、新車の供給が遅れており納期が長期化されています。
そのため、新車を待てない方は中古車を購入せざるを得ない状況です。そのため、中古車市場では、これまでのリセール率よりも高い数値が観測されており、1年落ちや2年落ちの車でも新車価格同等の買取価格が提示される場合があります。
でも、『MOTA車買取 』は直接やりとりするのは、査定額上位3社のみです!
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ハリアーのリセール重視のオプションについて
トヨタ『ハリアー』のおすすめオプションはいくつもあり、その中でも多くの方が選ぶオプションをご紹介していきます。
また、最新のリセール評価についても★5点満点で評価をしています。
MOP=メーカーオプション、DOP=ディーラーオプション別で紹介していますが、MOPに関しては生産時にしか取付ができないため後付けができませんので、しっかりと検討してください。
MOPの中でも、以下のオプションはリセール重視装備となっていますので必須装備となります。
- デジタルインナーミラー
- 調光パノラマルーフ
- パノラミックビューモニター
- プレシャスブラックパールまたはプラチナホワイトパールマイカ
また、DOPについては社外品で安価なものもありますのでこだわりがない場合は、DOPを付けずに契約するというのも節約となります。また、DOPに関しては、値引きができない場合サービスで付けてもらうという手段もあります。
オプション種別 | オプション名 | 価格 | リセール評価 |
MOP | プレシャスブラックパール | 55,000円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 |
プラチナホワイトパールマイカ | 38,500円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 | |
デジタルインナーミラー | 88,000円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 | |
調光パノラマルーフ | 198,000円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 | |
パーキングサポートブレーキ+BSM | 68,200円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 | |
寒冷地仕様 | 33,000円 | ★★★☆☆ おすすめ度 3/5点 | |
おくだけ充電 | 13,200円 | ★★★★☆ おすすめ度 4/5点 | |
HDMI入力端子 | 21,450円 | ★★★★☆ おすすめ度 4/5点 | |
ITS Connect | 27,500円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 | |
プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム | 113,300円 | ★★★★☆ おすすめ度 4/5点 | |
パノラミックビューモニター | 88,000円 | ★★★★★ おすすめ度 5/5点 | |
DOP | フロアマット | 28,600円 | ★★★☆☆ おすすめ度 3/5点 |
サイドバイザー(ワイドタイプ) | 33,000円 | ★★★☆☆ おすすめ度 3/5点 | |
IRカットフィルム | 27,500円 | ★★★☆☆ おすすめ度 3/5点 | |
盗難防止機能付ナンバーフレームセット | 8,910円 | ★★★☆☆ おすすめ度 3/5点 | |
ETC2.0 車載器(ビルトイン) | 33,660円 | ★★★★☆ おすすめ度 4/5点 |
それでは、MOP、DOPのオススメの理由について次から紹介させていただきます。
ハリアーおすすめメーカーオプション
ハリアーおすすめメーカーオプションについてさらに詳しくご紹介します。
プレシャスブラックパール / 55,000円 ラチナホワイトパールマイカ / 38,500円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
プレシャスブラックパールはボディカラーの有料色となり、リセール重視のボディカラーとなります。
車のボディカラーは、基本的に白または黒がリセール重視とされています。
色次第では、10万円から20万円以上リセール価格が変わるモデルもありますので、リセール重視で購入する場合は白系または黒系がオススメです。
また、「プレシャスブラックパール」は、通常のブラックカラーよりも一層の光沢と高級感を提供する特別な塗装色です。この色の主な特徴と利点は以下の通りです:
- 高級感のある光沢:通常のブラックに比べて、より深みのある光沢が特徴で、車両の高級感を一層引き立てます。
- リセールバリューの強さ:ハリアーでは、ブラックとホワイトがリセールバリューが高いとされていますが、「プレシャスブラックパール」もこれらの色と同様に高いリセールバリューを持つとされています。
- セルフリストアリングコートの採用:この塗装は、小さな傷を自己修復する能力を持つ「セルフリストアリングコート」技術を採用しています。これにより、車体の美観を長期間保持することが可能です。
- 長期間の美観保持:新車時の光沢と色合いを長期にわたって保持できるため、車の外観を長く新品同様に保つことができます。
- コストパフォーマンス:初期コストは多少高くなるものの、長期的な視点で見ると、車体の美観を維持しやすく、リセールバリューを高める効果があるため、コストパフォーマンスは高いと言えます。
「プレシャスブラックパール」は、見た目の美しさだけでなく、実用性と経済性も兼ね備えた選択肢として、ハリアーの購入者に特におすすめされる色です。
デジタルインナーミラー / 88,000円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
デジタルインナーミラーは、車両の後方を映すカメラの映像を、車内のミラーに組み込まれたディスプレイに表示します。
運転者は切り替えレバーを操作することで、通常の光学ミラー表示とデジタルミラー表示の間で簡単に切り替えることが可能です。
ヘッドレスト、荷物、リアサンシェードなどによって遮られることなく、後方の視界をクリアに確認することができます。
ZやGグレードは標準装備となりますが、Sグレードのみメーカーオプションとなります。
調光パノラマルーフ / 198,000円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
調光パノラマルーフは、液晶の膜をガラスの間に挟むことで、光の透過度を調整できます。
直射日光を遮りながらも室内を明るく保つことが可能で、紫外線を99%、赤外線を90%以上カットするため、お肌への影響も少ないです。
頭上のスイッチで簡単に操作でき、切り替えは瞬時に行えます。また、音声認識機能による音声操作システムも搭載されており、「調光ON」といった基本的なコマンドから、「天井を明るくして」「星を見せて」といったコマンドも使用可能です。
ただし、この装備は最上級グレードのZ(393万円~474万円)とZ “Leather Package”(423万円~504万円)でのみ選択可能で、他のグレードでは利用できません。調光パノラマルーフの価格は19万8千円となっており、リセールバリューも高いとされています。
この調光パノラマルーフは、日差しの強い日でも快適な車内環境を提供し、同時にスタイリッシュな操作性も魅力の一つです。
パーキングサポートブレーキ+BSM / 68,200円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
パーキングサポートブレーキは、後退する際に車両左右後方から接近する他の車両をレーダーで感知し、ドアミラー内のインジケーターの点滅とブザーにより注意喚起してくれます。
ブラインドスポットモニター[BSM]とは、隣の車線を走る車両をレーダーで検知する装備です。 ドアミラーでは確認しにくい後側方エリアに存在する車両に加えて、隣接する車線の最大約60m後方までをモニターし、急接近してくる車両も検知します。
寒冷地仕様 / 33,000円
寒冷地仕様車とは、寒さが厳しい環境でも快適に使用できる装備を搭載している車を指します。
積雪や凍結が心配される地域でも快適に運転できるような性能を兼ね備えています。
例えば、バッテリーの容量が大きく、始動時に必要なエネルギーを蓄えておくことが可能です。また、寒さでエンジンがかかりにくくなる現象を軽減してくれます。他にも、凍結防止や積雪に対する対策などができるため、自分であれこれ備えやメンテナンスをする必要がありません。
今回は、寒冷地仕様車の特徴やメリット、寒冷地仕様車がある車種をまとめてご紹介します。寒冷地仕様車の導入を検討している場合や、寒さが厳しい地域に住んでいる場合にはぜひ参考にしてみてください。
バッテリーの容量が大きい
窓ガラスやワイパー等の凍結に強い
シートヒーターなどの身体を温める機能が充実
おくだけ充電 / 13,200円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
ワイヤレス充電技術を利用することで、Qi規格に準拠したスマートフォンやモバイルバッテリーなどのデバイスを簡単に充電できます。ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)によって定められたQi規格に基づいており、対応する携帯機器を専用の充電エリアに置くだけで充電が可能です。
このワイヤレス充電システムは、以下の条件を満たす携帯電話やスマートフォンに対応しています。
- Qiワイヤレス充電規格に対応していること(使用する携帯電話やスマートフォンが対応しているかは、各デバイスの製造元に確認してください)。
- デバイスが充電トレイのサイズに適合していること(トレイの寸法は指定されたリストで確認できます)。
ただし、使用する機種によっては正常に機能しない場合がありますので、使用前に必ず取扱説明書を確認してください。また、植え込み型心臓ペースメーカーなどの医療用電気機器を使用している方は、ワイヤレス充電器の使用に際して医師と相談することが推奨されます。これは、充電動作が医療用電気機器に影響を及ぼす可能性があるためです。必要に応じて充電機能を停止することもできます。
最後に、「おくだけ充電」と「おくだけ充電」ロゴは、株式会社NTTドコモの登録商標です。
HDMI入力端子 / 21,450円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
HDMI規格のデータ入力端子で、デジタル機器をつなぐことにより、高画質高音質の動画などを楽しむことができます。
ITS Connect / 27,500円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム / 113,300円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
パノラミックビューモニター / 88,000円
画像引用:トヨタ自動車WEBサイト
パノラミックビューモニターは、駐車時の安全確認をサポートする機能です。このシステムは、車両の周囲の状況をモニターに表示し、特に目が届きにくい箇所、例えば車の斜め後ろや真横なども確認できるため、障害物に早く気付くことが可能です。
このシステムには、以下の機能が含まれています:
- シースルービュー機能:直接目視できない箇所も確認できる機能です。
- パノラミックビュー&ワイドフロントビュー機能:見通しの悪い場所からの発進をサポートする機能です。
パノラミックビューモニターは、車両を上から見下ろした視点で表示し、死角までモニターに表示することで、駐車をサポートします。また、バック駐車時には便利なガイドラインを表示する機能も備えています。
このシステムは、アクア、ヤリス、アルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、グランエース、シエンタ、ノア、ハイエース ワゴン、カムリ、クラウン、プリウス、MIRAI、カローラ クロス、クラウン(クロスオーバー)、クラウン(スポーツ)、ハイラックス、ハリアー、bZ4X、ヤリス クロス、RAV4、ランドクルーザー“300”、センチュリー、ハイエース バンなど、多くの車種に搭載されています。
ただし、カメラが映し出す範囲は限られており、実際より遠く見える場合があるため、映像を過信せず、必ず車両周辺の安全を直接確認しながら運転することが推奨されています。
ハリアーおすすめディーラーオプション
ハリアーおすすめディーラーオプションは次の通りです。ディーラーオプションに関しては、社外品の方が安価なものが多いので少しでも価格を安くしたい場合は、純正品よりも社外品を選ぶと良いでしょう。または、サービスとしてつけてもらうという手段も可能です。
フロアマット / 28,600円
ハリアーのフロアマットは3種類用意されており、好みに応じて選択することが可能です。
また、フロアマットに関しては社外品でも十分な品質が保たれており、安価に購入することができこだわりがない方にはオススメです。
- 3Dレザー調フロアマット / 28,600円
- フロアマット(エクセレントタイプ) / 41,800円
- フロアマット(ロイヤルタイプ) / 28,600円
サイドバイザー(ワイドタイプ) / 33,000円
このサイドバイザーは、ステンレスモールを使用しており、車両との一体感を向上させています。高速走行時に発生する風切り音への配慮と、雨天時の室内換気の効果を兼ね備えています。さらに、TOYOTAのロゴが入っており、スタイリッシュな外観を演出します。
昨今は、車内で喫煙をする方が減少しているため、サンドバイザーをつけないという方も増えています。
雨天時に車内の空気の入れ替えにも活躍しますので、個人的にはサンドバイザーはおすすめします。
IRカットフィルム / 27,500円
IRカットフィルムは赤外線を効果的に遮断することで、夏の強い日差しによる肌の「ジリジリ感」を軽減し、車内の温度上昇を抑えることでエアコンの冷却効果を高める効果もあります。
また、フィルムの施工をすることにより、外から室内の状況を確認しずらくなるため防犯としても効果があります。
フィルムの色はスモークとダークスモークのバリエーションがあり、素材は耐久性のある樹脂(PET)で作られています。
- IR(赤外線)カットフィルム スモーク / 27,500円
- IR(赤外線)カットフィルム ダークスモーク / 27,500円
盗難防止機能付ナンバーフレームセット / 8,910円
盗難防止機能付ナンバーフレームセットは、フロントとリア用のナンバーフレーム(プレステージタイプ)と、ナンバープレート用のロックボルトを含んでいます。
ロックボルトを使用することにより、車のナンバーが交換しずらくなるため盗難の抑止力となります。
ナンバーフレームは、クロムメッキとゴールド塗装の表面処理が施されており、高級感を演出します。
ただし、字光式ナンバープレート付きの車両には適用されません。
- 盗難防止機能付ナンバーフレームセット(プレステージ) / 8,910円
- 盗難防止機能付ナンバーフレームセット(デラックス) / 6,710円
ETC2.0 車載器(ビルトイン) / 33,660円
トヨタのETC2.0車載器(ビルトイン)は、ナビゲーションシステムと連動するタイプで、光ビーコン機能が付いています。この装置は、高速道路の割引料金や、一時退出を可能にする「賢い料金」制度など、ETC2.0搭載車向けの様々なサービスを利用することができます。
また、ビルトインとなっているため運転席回りのインテリアとETC車載器が一体化されており、見た目もすっきりとしてスタイリッシュです。
このシステムには、以下のような機能が含まれています:
- 道路交通情報通信システム:一般道の交通渋滞や信号情報をキャッチし、自車位置を基に前方30km、後方1kmの交通、渋滞情報を提供します。
- 信号情報活用運転支援システム(TSPS):光ビーコンから車載器に信号が赤から青に変わる残りの時間の情報を伝える「信号待ち発進準備案内」と、信号情報を提供し、早めのアクセルオフによる緩やかな減速を促す「信号連携減速案内」があります。
ETC2.0ユニット ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)は、単体では機能せず、接続対応ナビとの連動が必須です。また、この装置は新しいセキュリティ規格に対応しており、将来的な決済情報の安全性を保証します。
ETCアンテナの設置場所は車種によって異なり、フロントガラス上部またはダッシュボードに取り付けられます。詳細な設定や取り付けに関しては、販売店にお問い合わせください。このシステムは、安全でスムーズな運転をサポートし、高速道路利用時の利便性を高めるための重要な装備です。
リセールが悪い内容や装備について
SUVが残価率やリセール率が高い理由は、その多用途性、安全性の高さ、そして特定の条件下での性能が魅力的であることに起因します。
オフロードや雪道での走行能力が高いことは、SUVを特に求める理由の一つであり、これが中古市場での需要を高めています。
また、大きな車体は安全性が高いというイメージをもたらし、これもまた需要を促進する要因となっています。
特にハリアーに関しては、残価率やリセール率が特に高いとされています。
これはトヨタブランドが持つ信頼性や品質、さらにはデザインや装備の充実度が要因となっています。
ハリアーはトヨタの高級路線を目指す車種であり、レクサスに近い雰囲気を持つことから、中古車市場でも高価格で取引される傾向にあります。
残価率やリセール率が高い車種を選ぶことは、購入後の経済的なメリットにもつながります。
また、ハリアーと言えど全てのグレードや装備のリセール率や残価率が高いかというとそういう訳でもなく、リセール率や残価率の低いグレードや設定もありますので注意しましょう。
以下にそのポイントについてご紹介します。
ボディカラー
車のリセールバリューにおいて色は重要な要素の一つです。
一般的に、白や黒などのベーシックカラーは広範なバイヤーに受け入れられやすく、リセールバリューを高める傾向があります。
これらの色は時代や流行に左右されにくく、幅広い消費者の好みに合うため、中古車市場での需要が高くなります。
一方で、赤や青などの派手な色や珍しい色は、特定の購買層にしか受け入れられない可能性があり、それがリセールバリューに影響を与えます。
需要が限られるため、売却時には安値でしか売れない可能性が高くなります。
例として挙げられたハリアーのケースでは、新車価格が500万円であった場合、色によるリセールバリューの差が明確に表れます。
白や黒などの人気色であれば、新車価格の約70%、つまり350万円で売却できる可能性があります。
しかし、赤や青などの派手な色では新車価格の約50%、つまり250万円での売却となり、実質100万円の損失を意味します。
このような損失は、色選びが車の将来的な価値に与える影響の大きさを示しています。
車を購入する際には、個人の好みだけでなく、将来のリセールバリューを考慮することが賢明です。
ベーシックカラーを選ぶことは、長期的な投資としての車の価値を保持する一つの方法となります。
グレードとパワートレイン
ハリアーに関するリセールバリューを考慮する際には、車のグレード、動力源(ガソリン車かハイブリッド車)、駆動方式(2WDか4WD)、そして装備やオプションが重要な要素となります。
ハリアーにおいては、ガソリン車とハイブリッド車でリセールバリューに差が見られることがあります。
近年、環境意識の高まりや燃費の良さから、ハイブリッド車の需要が増加しており、その結果、ハイブリッド車の方がリセールバリューが高い傾向にあることが観察されます。
これは、ハイブリッド車が長期的に燃料費を抑えることができ、環境に優しいという利点からくるものです。
しかし、ハイブリッドモデルの場合は2万㌔未満で売却することがもっともリセール率が高く、3万㌔を超えてくるとガソリンモデルのリセール率が高くなる傾向になります。
駆動方式
2WDと4WDの選択は、地域によってその価値が大きく異なります。
雪道が多い地域やオフロードを頻繁に走る場合には、4WDの方が好まれ、リセールバリューが高くなる可能性があります。
一方で、都市部などで雪道が少ない地域では、2WDで十分であり、4WDのメリットがあまり感じられないため、その影響は限定的かもしれません。
装備やオプション
高度な安全装備、快適性を高める装備、見た目を改善するオプションなどは、中古車市場でも価値が高まります。
例えば、自動ブレーキシステム、ナビゲーションシステム、レザーシート、パノラマルーフなどは、多くの中古車購入者にとって魅力的な要素です。
これらの装備は車の快適性や安全性を高めるため、リセールバリューを向上させることが期待できます。
リセールバリューを最大化するには、市場の需要を理解し、購入時にこれらの要素を考慮することが重要です。
ハイブリッド車の選択、適切な駆動方式の選択、そして人気の装備やオプションの選択は、将来的に車を売却する際に有利に働く可能性があります。
走行距離と年式
車の価値における走行距離の影響は、一般に車種や市場の需要によって異なりますが、ハリアーのような人気の高い車種では、その影響が比較的小さくなることがあります。
2020年式のハリアーの平均価格を見ると、走行距離が増加するにつれて価格が下がる傾向にあるものの、価格の下落幅は他の車種に比べて緩やかです。
これはハリアーが持つブランド価値、信頼性、そして高い需要によるものです。
走行距離が1万km未満から5万km~10万kmまで増加すると、価格は約40万円ずつ下落していることが分かります。
これは、走行距離が車の価値を左右する一因であることを示していますが、ハリアーのような人気車種では、走行距離による価格の下落が限定的であることも示しています。
しかし、実際の取引価格は車の状態、装備、グレード、年式や色など多くの要因によって左右されます。
例えば、より高いグレードや豊富な装備、好まれる色、良好な車体状態などは、価格を支える要因となり得ます。
逆に、需要の少ない色や装備の不足、車体の傷や故障がある場合は、価格がさらに低下する可能性があります。
このため、中古車を購入または売却する際には、単に走行距離だけでなく、これらの要因を総合的に考慮することが重要です。
また、特定の車種における市場の需要と供給のバランスも、価格に大きく影響します。
ハリアーのような人気車種では、市場での需要が高いため、走行距離が多くても比較的高価で取引される傾向にあります。
まとめ 新型80系ハリアーのリセールは悪い?売るタイミングと5年後の予想を解説
今回は、新型80系ハリアーのリセールは悪いという噂についてご紹介させていただきました。売るタイミングや5年後の予想も解説してきましたが、現時点での予測となりますのでご注意ください!
今回のまとめは以下の通りです。
- 新型80系ハリアーのリセールは超優秀
- リセールに強いグレードはGグレード・Zグレード
- リセールに強いオプションは必ずつけよう
- リセールに強いエンジンは、ガソリン>ハイブリッド>PHEV
- 売るタイミングは、マイナーチェンジ・フルモデルチェンジ前
- 売るタイミングは、走行距離5,000km未満、20,000km未満、50,000km未満
- 売るタイミングは、年式は1年落ち未満、3年落ち未満、5年落ち未満
- PHEVのリセールはあまり良いとは言えない
- ハリアー高く売却したいなら『MOTA車買取』を利用する
今後も、新型80系ハリアーのリセールは悪いのか、売るタイミングと5年後の予想について随時更新していきます。