ダイハツ出荷停止!不正問題で新車は今後どうなる?対象車種一覧

ダイハツ不正問題で対象車種どうなる?ユーザーの補償対応を解説!

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ダイハツ工業、トヨタ自動車の子会社で大阪・池田市に本社を置く自動車メーカーです。

自社の安全性試験における不正行為を公式に認めました。

この不正問題は、64の異なる車種と3種類のエンジンに関連しており、生産終了した車種やトヨタ、マツダ、SUBARUへのOEM供給車両も含まれていることが判明し、対象車種も一覧で発表されています。

この問題に対処するため、ダイハツは第三者委員会による調査を行い、その結果を国土交通省と経済産業省に報告しました。

この発表は、ダイハツの公式サイトを通じて行われました。この不正行為の発覚は、自動車業界における安全性基準の重要性を改めて浮き彫りにしています。

当記事では、不正問題が公表されたダイハツの認証試験不正の対象の車種を所有しているユーザーに対してはどのような補償対応があるのか解説していきます。

 

ダイハツ新車出荷停止について

ダイハツ工業による車の認証試験での不正行為が拡大し、新たに174件の不正が発覚したことで、同社は全車種の出荷を停止しました。

この影響は、ダイハツだけでなく、トヨタやマツダなどへのOEM供給車種にも及んでおり、業界全体に波紋を広げています。

この出荷停止は、購入者や販売店にとっても大きな困惑を引き起こしています。例えば、2週間前に新車を購入した女性は、納車が来月に予定されていましたが、現在は納車時期が不明な状態になってしまいました。このように、多くの顧客が納車の遅延や不確実性に直面しており、ダイハツ工業の今後の対応が注目されています。

 

ダイハツの認証試験による不正問題の内容とは?

ダイハツ工業は、自社の安全性試験に関する広範囲にわたる不正行為を認め、公式に謝罪しました。報告によると、4月のドアトリム不正、5月のポール側面衝突試験不正に加え、新たに25の試験項目で174件の不正行為が発覚したとのことです。この不正は、生産中および生産終了した64車種と3種類のエンジンに及び、ダイハツブランドの車種だけでなく、トヨタ、マツダ、SUBARUへのOEM供給車種にも影響を及ぼしています。

ダイハツは、顧客やその他のステークホルダーに対して深く謝罪し、信頼を裏切り、大きな迷惑と心配をかけたことを認めました。この調査結果を受けて、ダイハツは国内外で生産中の全ての車種の出荷を一時停止すると発表しました。これは、同社が安全性に関する問題を真摯に受け止め、再発防止に向けた措置を講じていることを示しています。

 

新車契約済みで納車を待っているユーザーはどうなるの?

発売日

2023年12月20日、ダイハツは国内で生産・開発している全車種での不正検査を行っていたこと明かされました。

この発表により、同社はすべての車種の出荷を一時停止しています。

出荷の再開時期は、国土交通省による立ち入り検査の結果に基づいて決定される予定です。

この検査は2023年12月21日から開始されるとされており、不正検査に関連する64車種3エンジンの安全性や基準適合性が検証されます。

検査結果次第では、リコールやその他の市場対応が必要になる可能性があるとされています。

 

出荷再開時期は?

ダイハツの出荷再開については、検査結果の発表や必要な措置の実施など、様々な要因により遅れる可能性があるとされています。

具体的な出荷再開の時期に関しては、今後の公式発表を待つ必要があります。

また、納車が完了しており不正検査の対象となった場合は、販売会社が顧客と個別に対話し、納車を進めるかどうかを判断するとのことです。

国土交通省の検査は2023年12月21日から始まり、検査結果の発表は早くても2024年1月中旬になる見込みです。

 

ダイハツユーザーへの不正補償に関する対象別の対応について

対象別にユーザー別のまとめは以下の通りです。

現時点では、ダイハツから具体的な補償に関する対応はまだ公表されていません。

したがって、現段階では補償に関する具体的な情報は提供されていない状況です。

今後の公式発表や通知を待つ必要があり、ユーザーはダイハツの公式情報に注意を払うことが推奨されます。

対象補償(対応)
現時点ダイハツユーザーの場合新車不正検査が行われたことは事実ですが、その後の社内での再検査では合格点を得ているため、引き続き乗車することに問題はありません。
中古車すでにダイハツの所有権を離れた車両については、同社からの直接的な対応は予定されていません。
契約済みで納車待ちのユーザーの場合未生産納車を中止。
生産済生産済みの場合はお客様との相談を基に対応を決定します。
海外のユーザーの場合各国の当局と状況を共有しており、それぞれの国の基準を満たすことが確認されれば、販売を再開する意向を持っています。

※2023年12月23日時点

新車で購入し現在ダイハツユーザーとなっている方への補償対応について

新車で購入し、現在その車を利用しているユーザーに対して発表され「引き続き乗車しても問題ない」とのことです。

ダイハツ工業の社長奥平氏は、記者会見で不正検査で174個の問題が発覚したものの、社内での再検査では全項目が法規の基準を満たしていたと報告していたようです。

「今まで通り安心して乗っていただければ」と奥平氏は述べ、現在のユーザーに対して安全性を強調しました。

 

中古車購入で購入し現在ダイハツユーザーとなっている方への補償対応について

ダイハツの不正検査問題に関連して、中古車を購入し、現在その車を利用している人々に対しては所有権がすでにダイハツから離れているため、直接の対応は考えていないとの声明が出されました。

さらに、これらの車両を「乗り続けるかどうかは、購入者の判断に委ねる」との立場が示されています。

この発表は、中古車購入者に対してダイハツが直接介入することはないようです。

 

新車契約し現在納車を待っているユーザーへの補償対応について(未生産の場合)

新車契約し現在納車を待っているユーザーに対しては、12,000台の納車を取りやめると発表されました。

 

新車契約し現在納車を待っているユーザーへの補償対応について(生産済みの場合)

新車契約し生産済みの車に関して「お客様一人ひとりと相談して対応を決める」との方針が発表されました。

このアプローチにより、具体的な対応は顧客の意向に基づいて決定されます。

たとえば、「そのまま乗る」と希望する顧客には予定通りの納車が行われます。

一方で、「乗るのが怖い」と感じる顧客に対しては、個別に対話を行い、その上で適切な対応を考慮することになります。

このような柔軟な対応は、顧客の不安や状況を配慮し、各々のニーズに応じた解決策を提供することを目指しています。

 

海外ダイハツユーザーへの補償対応について

ダイハツは海外、特にアジア圏での車両販売を停止しています。

この停止は、不正検査問題に対する対応の一環として行われているものです。

しかし、アジア圏の各国の審査機関や認証当局が存在することを踏まえ、各国の当局に状況を共有しています。

この共有の目的は、各国の基準を満たすことが確認され次第、販売を再開するためです。

また、不正な手段で取得した認証は取り消される可能性があるため、各国の認証当局と連携し必要な試験を行うことで信頼を回復しようとしています。

この取り組みは、国際的な規範と安全基準への遵守を目指し、今後のビジネスとブランドイメージの回復に向けた重要なステップです。

 

納車キャンセルは出来るの?

ダイハツの不正検査対象となった車両を納車している顧客に対しては、各販売会社が顧客と個別に対話を行い、納車を進めるかどうかを判断するとのことです。

一方で、契約後のキャンセルに関しては、契約書にキャンセル可能との記載がない限り、基本的にはキャンセルはできないとされています

ただし、特定の条件下では納車のキャンセルが可能になる場合もあるようです。

不正検査が原因での納車が長期化

ダイハツの不正検査問題により、納車時期が大幅に遅れる見込みがある場合、契約書にキャンセルの条項が含まれていれば、キャンセルが可能です。

この状況では、購入者は販売店やディーラーとの契約内容を精査し、納車遅延に関する特定の条項があるかどうかを確認する必要があります。

納車の遅れやキャンセルを検討している場合は、販売会社に相談することが推奨されます。

 

契約内容と違う車両が納車される可能性がある

ダイハツの不正検査により、契約内容と異なる車両が納車される可能性がある場合、契約書にキャンセル可能な旨の記載があれば、購入者はキャンセルを選択できます。

このような状況は通常、契約不適合と見なされるため、購入者は納車を拒否するか、契約を解除する権利を持っています。

購入者は販売店やディーラーとの契約内容を確認し、車両の違いに関する条項が存在するかを検討する必要があります。

また、このような状況下では、販売会社との相談を通じて最適な解決策を見つけることが重要です。

 

クーリングオフ制度は適応しない

クーリングオフとは、消費者が特定の条件の下で行った契約を、一定期間内であれば無条件で、その契約を解除できる制度です。

この制度は主に訪問販売や電話勧誘販売など、お店以外で契約した場合に多く適用されます。

しかし、自動車購入に対しては、一般的にクーリングオフ制度が適用されないことが多いです。

これは、クーリングオフが消費者が直接店舗を訪れて購入する形式以外の販売方法に適用されるためです。

例えば、自動車の購入のようにディーラーやショールームで直接契約を行う場合、クーリングオフの対象外となることが一般的です。

ただし、契約のキャンセルについてはディーラーの規定や契約内容によって異なるため、より詳細な契約条項を精査する必要があります。

 

ダイハツ認証試験不正の対象車種一覧

販売条件のイメージ画像

今回の不正問題の対象となった車種をご覧ください。

 

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まとめ ダイハツ不正問題で対象車種どうなる?ユーザーの補償対応を解説!

ダイハツ出荷停止!不正問題で新車は今後どうなる?対象車種一覧

今回ダイハツの不正問題で対象車種どうなるのか、ユーザーの補償対応が何かしらあるのかについて解説させていただきました。
対象別とはなりますが、補償対応については以下の通りです。
この内容に関しては現時点となりますので、今後も変更される場合があります。
今後もダイハツの不正問題で対象車種どうなるのか、ユーザーの補償対応について変更がある場合、都度更新していきます。

対象補償(対応)
現時点ダイハツユーザーの場合新車不正検査が行われたことは事実で、後のダイハツ内の再検査を行った際には、合格点を得ているため、引き続き乗車することに問題はありません。
中古車すでにダイハツの所有権を離れた車両については、同社からの直接的な対応は予定されていません。
契約済みで納車待ちのユーザーの場合未生産納車を中止。
生産済み生産が完了された車両に関しては、お客様との相談を基に対応を決定します。
海外のユーザーの場合各国の当局と状況を共有しており、それぞれの国の基準を満たすことが確認されれば、販売を再開する意向を持っています。

 

ダイハツ出荷停止!不正問題で新車は今後どうなる?対象車種一覧
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