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不正改造のサムネ

シャコタンだけが不正改造車じゃない!知らず知らずにやっている不正改造

不正改造のサムネ
なういプロフィール
個人的な意見ではありますが、車高が低い車やツライチホイールはかっこいいです。サムネのER34は私が若い頃に乗っていた不正改造車100点満点の車両です(笑)
しかし最近では車高を高くして乗ってもかっこいいなと思います。アウトドア仕様的なものでしょうかね!
車高の高さ低さに限らず、車のカスタム(改造)の前に不正改造車になっていないか確認する必要がございます。

シャコタンだけが不正改造車じゃない!知らず知らずにやっている不正改造

実は、国土交通省が5月31日、「不正改造車を排除する運動」の強化月間として6月1日から開始しており、各地方運輸局で不正改造車に対して街頭検査を実施すると発表しました。違反車両に対して整備命令を発令されるようですね。恐ろしいですね!怖いですね!
一般的な違法改造車のイメージとしては、
  • 車高を落としている車
  • 極太のマフラーを装着している車
  • スポーツカー
という所でしょうか?
実は上記以外にも多い違法改造って実はあるんですよね。当記事では、不正改造についてまとめて簡単に解説していきます。
是非最後までお付き合いください。

不正改造車の定義

審査のイメージ画像

自動車というのは、自動車の安全・環境基準である保安基準に適合しなければ、公道で走行はできません。法律で定められております。
不正改造とは、改造や装置の取り付け、取り外し等を行い保安基準に適合しなくなるものを言います。
一般的な乗用車などで代表的な項目が次の通りです。
  1. 「基準不適合マフラーの装着/消音器の取り外し」
  2. 「灯火類の色の変更」
  3. 「タイヤおよびホイールの車体(フェンダー)外へのはみ出し」
  4. 「運転者席・助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付」
  5. 「基準外ウイングの取り付け」
  6. 「最低地上高が90mm未満」など

1.基準不適合マフラーの装着/消音器の取り外し

違法改造定義のイメージ画像

いい音がするマフラーってアクセルを踏むと気持ちいいんですよね!

分かります!分かるんですが、うるさすぎるのはやはりNGです!

個人でカスタムを楽しむのは全然良いと思いますが、周囲に迷惑をかけるという行為となるので禁止されています。

マフラーを購入する際は、基準適合のマフラー・車検対応マフラー、必要に応じて消音器(サイレンサー)を購入しましょう!

2.灯火類の色の変更

違法改造定義のイメージ画像

灯火器(ランプ)には意味があり、指定した色以外のものは使用してはいけません。

ブレーキを踏んだら、白色のブレーキランプが点灯したらどうなるでしょうか?バックランプと勘違いして、後続車に誤解をさせてしまい最悪の場合は、事故につながってしまいます。

車幅灯(道路運送車両の保安基準第34条)
白色であること。(方向指示器、非常点滅表示灯又は側方灯と一体又は兼用のもの及び二輪車用のもの等については、橙色でもよい。)
※平成17年12月31日以前に製作された車両は、白色のほか、淡黄色又は橙色であっても、全ての車幅灯が同一色であればよい。
番号灯(道路運送車両の保安基準第36条)
白色であること。
尾灯(道路運送車両の保安基準第37条)
赤色であること。
制動灯(道路運送車両の保安基準第39条)
赤色であること。
後退灯(道路運送車両の保安基準第40条)
白色であること。
方向指示器(道路運送車両の保安基準第41条)
橙色であり、点滅回数が毎分60回以上120回以下であること。
後部反射器(道路運送車両の保安基準第38条)
赤色であること。

引用:不正改造の具体例 | 自動車 – 国土交通省

3.タイヤおよびホイールの車体外へのはみ出し

違法改造定義のイメージ画像

タイヤ・ホイール部分が車体よりはみ出してしまうとNGです。歩行者の衣服などを巻き込む恐れがあるため大変危険です。
タイヤに限らず、ホイールのデザイン形状によってもはみ出す場合がありますので、ホイールを購入する際は、必ず専門店で確認した方がよいでしょう。
このはみ出るかはみ出ないかのギリギリを責める、「ツライチ」が好きです。はい。ツライチは違法改造ではございません!

4.運転者席・助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付

違法改造定義のイメージ画像

運転席・助手席には、運転の視野性が低下する着色フィルムを貼り付けていけません。
フィルムに限らず、「カーテン」「サンシェード」もNGですね。
この部分が、非常に多いですね。
カスタム車に限らず無意識に眩しいからといって、走行中にカーテンやサンシェードを付けていませんか?道路交通法違反となりますのでご注意ください。
警視庁広報課によると、都内で「乗車積載方法違反」で反則切符を切られたのは、2017年が300件、2018年が260件、2019年が197件でした。サンシェードや濃いカーフィルムで運転者の視野を妨げるだけでなく、積載物で方向指示器やナンバープレートを見えなくしたことも含めた違反件数です。
引用:【運転ルール】暑い日の注意点 運転席・助手席のサンシェードは道交法違反!? – ウェザーニュース
どうしても眩しい・暑いという場合は、可視光線透過率が70%以上のもであれば、大丈夫のようです。
私も、フロントガラス、助手席側運転席側に、透明な断熱フィルムを施工したかったのですが施工をしてくれる業者やオススメしてくれる業者はいらっしゃいませんでした。

5.基準外ウイングの取り付け

 

違法改造定義のイメージ画像

 

スポーツカーには、大型のウィングを付けたいと思う方も多いと思います!
しかし、車体からはみ出す大型ウィングは歩行者と接触してしまう危険性があるため、取付を禁止しています。
次のような基準を満たしていればOKのようですね。
  1. 側方への翼形状を有していないこと。
  2. 確実に取り付けられていること。
  3. 鋭い突起がないこと。
  4. その付近の最外側、最後端とならないこと、等。

「最低地上高が90mm未満」

ここは結構気にしないといけない部分ですね。

最低地上高が90mm以上なければ、不正改造となってしまいますので注意しましょう。

また、フォグランプが下方に装着されている車では、フォグランプが地上から250mm以上必要となります。

社外のエアロを組んだ際、車高調やダウンサスを組んだ際は注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。以外と窓やカーテンを取り付たりサンシェードを貼り付けて走行していませんか?ちょっとした違反で、大きな事故に繋がったり、今ゴールド免許でもブルーになってしまったりと良い事はあまりありませんよね。

保安基準内でも十分満足行くカスタムというのは可能です。

是非参考にしてみてください!

最後までありがとうございました。

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